新幹線で京都日帰りの旅 その1 こだまの利用法

例年夏に京都に仲間内で集まることになっていて、年に一回のことなので、毎年暑い中出かけています。例年は朝に、まだ日が昇らない時間から起き出し、普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」を使って超格安で往復(もちろん日帰り)していたのですが、今回は朝早くから出発することができなくなり、久しぶりに京都まで新幹線で行くことにしました。しかし、日帰りというのは変わりません(^^;)。

新幹線は普通に買うと静岡~京都間の値段は一万円弱くらいなのですが、今回は「JR東海ツアーズ」の新幹線こだまの指定席と各種クーポンがセットになった「ぷ日帰り1day京都スペシャル」という商品を購入したので静岡~京都間が13,100円という安値になりました。

静岡出発は京都にお昼前に着きたかったので午前9時24分静岡発の新幹線にしました。今回の企画商品で出てくる乗車票は一見すると新幹線の乗車券のようであり、さらに浦が黒くなっていたので静岡駅で駅員さんにこのまま乗車票を自動改札に入れたら通れるのかと聞いてみたら、同じように通れると教えてもらいました。

ごらんのように実際に自動改札を通したきっぷですが、この切符は単に京都駅で降りるのではなく京都市内の特定区間内まで行けるようになっています。現在、京都駅からの市バスは大勢の海外からの観光客が押し寄せて、すぐに来バスに乗れないこともあります。京都駅を素通りして目的地に直行したり、帰りも最寄りのJRの駅がある場合は、京都駅の有人改札でしか出入りのできない「ぷらっとこだまエコノミープラン」よりお得に使えます。

また、このきっぷだともし目的の列車に乗り遅れたとしても自由席限定で後発のこだまにのみ乗ることができます。これも、もし現地でトラブルになって新幹線に乗り遅れても安心な仕様になっています。

静岡駅から、このきっぷに片道分だけついているドリンク券を使ってコーヒーをいただきながら京都を目指したのですが、私の隣に座った若い女性の二人連れがなんとも私では考えないような新幹線の利用の仕方をしていて、ここでちょっと紹介します。

その二人連れは私と同じ静岡から乗って、ちらっとみた限りではどこかへ遊びに行くという感じでした。しかしこちらがまだ旅は長いと思っていたところ不意に立ち上がって降りる支度を始めたのにはびっくりしました。その二人は静岡~掛川という新幹線で一駅だけ乗るために乗車したのでした。

ただ、考えてみると静岡県内の東海道線というのは乗った人はおわかりかと思いますが、ホームライナーという通勤用の電車以外はほぼすべて各駅停車で静岡から掛川へ行くだけでも時間はかかりますし、多くの人が乗り込んできますから席も確保できない可能性があります。

ですから、新幹線のこだま号を東海道線の特急ととらえ、東海道線をワープするように利用するというのは十分ありという感じがしました。今回私はその彼女らより席を確保するのが遅かったため通路側のC席しかとれなかったのですが、すぐに降りてしまったので掛川から京都まで隣に誰もいない状態で悠々と新幹線の旅を満喫でき、このような内容のブログを書くことができました。

移動中にブログを書く時間ができるというのは本当にありがたいことで、今回のことは単なる巡り合わせに過ぎませんが京都までは順調に行けることになってまずはほっとしています。


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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