自動車税納付と納税証明書

 5月というのは新緑の香る素晴らしい季節ですが、ゴールデンウィークの終了とともに現実に引き戻される通知がやってきたりします。ぞれが車やバイクに乗っている人には避けることができないのが税金なのですね。
 自動車税の仕組みは良くできていて、請求が来ても払わないでいると車検が受けられなくなってしまいます。納付書には「納税証明書」がもれなく付いてきますが、この納税証明書が車検を受ける際に添付することが必要で、ない場合は県や市町村の窓口で再交付の手続きをしなくてはなりません。その際にもし自動車税の未納分があった場合は、延滞金を上乗せした額を支払わないと納税証明書が発行されません。
 人によって車検時期はいろいろで、納税証明をすぐに使わない場合もあるかも知れませんが、個人的には支払いが終わったらすぐに車の中の車検証と一緒にして保管しておくことをおすすめします。車検を通した翌年には2年車検の場合必要はないということもあるのですが、車を手放す場合に納税証明書の提示を求められる場合があります。確実に自動車税を納めてある場合は大丈夫ですが、もし何かの拍子で納税を忘れている状態で売買契約をしたことがわかった場合、次の持ち主が車検を通そうと思った場合に本来必要ない支出を強いられるわけですから、業者から本来収めなければならなかった税金+延滞金分を請求されることになってしまいます。それが売買時にわかればいいですが、車検を受ける時に発覚した場合は、いろいろ面倒なことになるかも知れません。
 車を長く乗る場合でも、事故に巻き込まれて仕方なく車を手放す場合もあるかも知れません。車検証の他、自賠責保険の証書とリサイクル券までは車に常備させている方は多いと思います。しかし納税証明書だけは車検時にまとめていても、翌年5月を過ぎるとそれまでの納税証明書は効力を失ってしまいますので、今の時期納付が終わったら自宅に置きっ放しにしないで車の中に早く移動させるクセを付けておくというのがいいのではないでしょうか。

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