これまでWindowsタブレットは8型が多く出ていましたが、用途によっては不満に感じることもありました。私自身はWindowsタブレットではありませんが、7インチと10インチのAndroidタブレットを使っており、その比較としては7インチは持ち運びはしやすいものの、画面の小ささが気になる場合が結構あり、用途によって使い分けています。
私個人の事情ともからみますが、すでにAndroidで同様のタブレットを持っている中、Windowsタブレットを増やすについては、できればノートパソコンの代替にもなり得る10インチタイプのWindowsタブレットを次は買いたいと思っています。そうした私の事情に合ったものとして出てきたのが、日本HPのOmni10というタブレット端末です。
スペックは10.1インチ 1920 x 1200px 液晶ディスプレイ、インテル Atom Z3770 プロセッサー、2GB RAM、32GB eMMCストレージと、ストレージの容量が若干少ないかなと思いますがなかなか魅力的です。価格については直販ではofficeなしで税別4万4800円ですが、店頭で販売されるものについてはMicrosoft Office Home and Business 2013 が付属して価格増は約1万円ということで、あえて直販で買わなくてもいいかと思います。
細かいスペックについては他のサイトで確認していただければいいと思うのですが、私が見て一つウィークポイントがあるとすれば、ACアダプターがUSB形式ではない従来通りの仕様ということです。私はこの種のタブレット端末は積極的に持ち出して活用したいと思っているのですが、その場合、このタブレットだけ専用のACアダプターを別に持って行かなければならず、予備を買うにも出費がかさみます。他の8インチタイプのWindowsタブレットがmicroUSB端子から給電も可能になっていることを考えると、その点が残念です。ただ、考え方として専用のACアダプターがあった方がmicroUSB端子の破損の恐れもないですし、給電しながら他のUSB接続の周辺機器を使えて便利なのですが、私はいざという時にはポータブルバッテリーからも簡単に給電できるものの方が嬉しいです。旅先でこうした機器を使っていると、充電をし忘れたり、何かの要因で満充電してから時間が経っていないのにバッテリーが減ってしまっていることもないとは言えません。そういうわけで、私はこの端末を購入するというよりも、今回のHPの発表を受けて、他のメーカーも10インチタイプのものを出してきてくれることを期待したいですね。2014年のはじめに発表があり、現在はアメリカで普通に売られているLenovoのMiix2 10がOffice付きで同じくらいの価格で出てきてくれれば(こちらはキーボード付きなのでその分の価格は加算されるでしょうが)、今の私ならこちらの方が購入意欲が湧くと思います。
どちらにしても、今メインで使っているパソコンはWindows7なので近い将来にはマイクロソフトでのサポートが終了してしまうので、最新のOSを早いうちに入手したいとは思っています。願わくば、今回のOmni10の発売を契機として他メーカーからも新製品が出てきてくれると嬉しいですね。