前回紹介したコンパクトなソフトクーラーボックスはそれなりに見てくれも良く魅力的ではあるものの、車の中に常備することを考えると、もう少し容量が多いものもあった方が便利です。そんなわけで、登山用品のメーカーだけでなく、範囲を広げて製品をあたってみる方がいいものが見付けられるような気がしたので、普通のホームセンターやショッピングモールに捜索の範囲を広げてみました(^^;)。
そんな中、ステンレス真空ボトルでかなりのシェ¥アを持つ、サーモスが出している小型のクーラーボックスが目に留まりました。私が店頭で見たのは新製品で、ミッキーマウスのもの(REA-005DS)とミッフィーのもの(REA-005B)で、折りたたんだ状態で売られています。前回紹介した登山用のクーラーボックスより高さと容量がおよそ倍にも関わらず、ゴムバンドと底ボタンで止めることで、うまく折りたためるように工夫されています。サーモスには同じ容量でキャラクターの付かないRDR-005という製品もありますが、こちらのほうには折りたたんだ状態をキープするためには別にゴムバンドか必要になりそうですし、この製品のほうが持ち手が長いので、多くの車に付いているフックにかけておけそうだということで、こちらの製品に注目しました。
ただ、新製品のREA-005シリーズは販売価格が約2,000円とまだそれほど安くなっていないので、改めてネットで情報検索をしたら一つ前のモデルがあることがわかり、さらに大人の男性が外に持っていくには恥ずかしすぎるオレンジのミッフィーがあしらわれたモデルがアマゾンで千円を切って売っていたので、思わず注文してしまいました(^^;)。
これが折りたたんだ状態です。クーラーボックスの底の部分にボタンがあり、これをすることで何かの拍子に広がらないようになっており、正面のミッフィーがあしらわれている部分がゴムバンドになっていて、蓋の部分を押し込めるようになっています。
ボタンとゴムバンドを外して展開すると普通の小型ソフトクーラーとして使えるようになります。型くずれしないように底に敷くためのプレートも付いています。また、蓋の裏がメッシュになっていて、この部分に保冷剤を入れることができるようになっています。
他のソフトクーラーはどうかわかりませんが、持ち手は長めなので、私の車にある買い物袋用のフックを使って掛けておくことができます。クーラーボックスによっては底に水滴が付き、車の底を濡らしてしまうこともあるため、見てくれは可愛すぎてもこのタイプのものを選んで正解だったと思います(^^)。
とりあえず車の中に常備しておき、決して外には持ち出さずに使う分には安いしコンパクトに折りたたむことができますし、ハードクーラーボックスを忘れた時や、手持ちのクーラーボックスが満杯になってしまったばあいに使うことを想定しているので十分でしょう。
これで、車の中に入れておくものとしては満足する買い物ができましたが、単独でソフトクーラーを持って移動したい場合もあるにはあります。バックパックやトートバックに入れて持ち運ぶにはこのクーラーボックスは少々大きすぎますので、もう少し小さくて持ち運びしやすいものについても検討したいと思います。