古い携帯電話にまつわるミステリー

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 写真の携帯電話はsoftbankの816SHという2007年に発売されたものです。本体をスライドすることによってロックができ、手の中にすっぽり入るほど小さいので気に入って今でも使っています。ただ、これだけ長く使っていると不具合も起こってきます。それが、本体をスライドしていないのにロックが外れ、場合によっては自分でも知らないうちに電話を掛けてしまうことです。

 少し前に発信履歴の中にあった家族の番号にかけてしまったようで、受けた側は悪質ないたずら電話だと思ったようです(^^;)。このことがあってから発信および着信履歴はすぐに消すように心掛けることで同じような誤発信を防いでいました。ところが、なぜかまたロックが外れ、自分では全く意図しない先にかかってしまったのでした。

 ちなみに、電話本体の電話帳には100人を超える人の番号が入っていました。中にはすでに全くの没交渉になってしまった人もいて、いったい誰に掛けてしまったのかまずは気になりました。悪いことに、相手先は1年以上も連絡を取ったことのない方でした。携帯電話の番号に掛けていたようだったので、間違い電話を装うこともできそうになかったので、間違って掛けてしまった事を素直に話して切ろうかと思いましたが、その時ふっとあることを思い出して無理やり電話した訳を説明することにしました(^^;)。

 電話を掛けた方と私には共通の友人がいて、私もその方も共通の友人のことを気にかけていました。たまたま先々月に別の知り合いから電話があり、その友人が体調を崩し入院したと聞いたので一緒にお見舞いに行ってきました。その事を今回電話をかけた方は知らなかったので、その顛末を一通り話して電話を切りました。

 何とかその場はやり過ごしたものの、共通の友人の事を気にかけていた方は別にもいて、ついつい忙しさにかまけて報告を入れていなかったのを思い出し、別の知り合いにも友人の近況を知らせる電話をしました。そこまでならよくある話かも知れませんが、その後何の気にしにスマートフォンに届いたメールの内容を見て驚いたの何のって(^^;)。

 そのメールは先々月に連絡をいただいて一緒にお見舞いに行った人のものでした。その方とも共通の友人を通しての付き合いなので頻繁に連絡を取っているわけではありません。メールの内容は友人の体調についての経過報告だけだったのですが、こちらが一連の電話をしてから数時間しか経っていません。そもそも、なぜ私の電話機が沢山の人の番号が入っている中その人を選んでしまったのか。偶然と言えばそれまでですが、見る人が見れば携帯電話そのものに意思があるのではとも思われるかも知れません。

 とりあえずまたこういう肝を冷やすことが起こるのはいやなので、本体に入っていた電話帳を全て消去しました。大事な人の電話番号はSIMカードそのものにメモリとして入っていて、電話機の方ではその内容を表示しないこともできるので、さすがにこれでどんな誤作動をしても間違って電話を掛けることはないかと思うのですが、これでまた誰かに電話がかかってしまったらと思うと……恐いですね(^^;)。もしそんなことがあったら電話機自体を変えようとは思っていますが、さすがにそこまで怖い携帯電話でないことを祈っています(^^;)。


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