雨具としてのポンチョのメリット

 季節も6月を迎え本格的に雨対策することが必要になりました。雨が降らなければ、ガソリン代を節約するために歩くか自転車を使って移動することが手っ取り早くておすすめですが、毎日雨の中、自転車を使うのはうっとうしいと思われる方も多いでしょう。私の自転車用に用意している雨具は中学生の時から上下揃った雨合羽だったので、脱いだり着たりする手間がかかるだけでなく、安い雨合羽だと中が蒸れてくるということもあり、雨が降っている状態ではつい車を使いがちになってしまいます。今年はここでできるだけ車を使わず、自転車を使えないかと思い、新たな雨具を手に入れました。それが自転車用に工夫された「自転車屋さんのポンチョ」という製品でした。

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 大きさはフリーサイズですが、私の身長はこの製品ではぎりぎりの175センチでしたが何とか問題なく使えることがわかりました。先日購入したばかりのスポーツタイプの自転車では使えませんが、写真のように前カゴのある自転車を想定した作りになっています。写真のように自転車にかぶせたポンチョの中に入って頭を出せばすぐに走り出すことができます。

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 自転車にポンチョが固定する仕組みは、前カゴのところに付けるプラスチック製のクリップがポンチョ先端に付いていて、そのまま前カゴに挟みこむように固定します。これでかなりの強風でもなければめくれずに前カゴの中の荷物に上から雨が当たることも防げます。

 ここのところ不安定な天気が続いていることもあり、とりあえず小雨の中使ってみましたが、ひどい雨でない限り足まで濡れることはなく、装着も簡単で手も濡れないのでかなり気に入りました。体にぴったりとまとわりつくこともないので、雨合羽ほど蒸れることはなく、バックパックなどを背負った状態でも装着できて便利です。

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 急に雨が止んで晴れ間が出た場合は、写真のように頭から外してそのまま前カゴに押し込んでしまえば良く、逆に急に雨が降ってきた場合はここから取り出して頭からかぶるだけでいいので、雨が降るか降らないかというような不安定な天気の場合でも躊躇なく出掛けられるのがポンチョ導入のメリットだと思います。初めから土砂降りの場合は諦めて車を使う方がいいと思いますが、前カゴのある自転車をメインに使っている場合には、こんな雨具も一つあると便利なものです。

 自転車用とは言っても、普通の雨具としても十分使えます。車の旅のお供にも傘だけでなくこのポンチョも持っていけば、外での作業が楽に行なえます。風さえ強くなければ、上下のうち特に下を履く手間がかかりませんし、たたむと小さくなって持ち運びもしやすいので、旅のお供にもう一つ欲しくなりました(^^)。

 ただ、改めて書きますがこのポンチョは前カゴのある自転車用のものですので、ロードバイクやマウンテンバイクなど、カゴのない自転車で使うと車輪などに絡まって大変危険です。スポーツタイプの自転車にはセパレートタイプの雨具を使うようにするのが無難です。


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雨具としてのポンチョのメリット」への3件のフィードバック

  1. だから 投稿作成者

    Amazonで探し出したので、私もほしいなと思いました。ところが、私の自転車はスポーツタイプ。カゴの替わりに取り付け部分を加工するなど自転車に手を加えようか、考えています。これで雨の日も自転車で出かけられたら、運動不足も燃費も解決するんですが……。

  2. てら 投稿作成者

    私の新しく購入した自転車は雨の日には極力乗らないつもりですが、念のため以前から使っている上下のレインコートを用意しています。スポーツタイプの自転車はママチャリとは違ってスピードが出すぎてしまうと転倒の危険も増しますので、十分気を付けてお乗りください。

  3. だから 投稿作成者

    なるほど、スピードが出るとポンチョが舞い上がったり、転倒の可能性がありそうですね!?
    実はかつてレインスーツを利用していましたが、パンツのお尻部分がすれてすぐにダメになってしまうので、ポンチョという方法があったんだ!と期待したのですが……。
    また、面白いグッズの紹介をお待ちしています。

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