ホンダフィットのシートアレンジを生かす荷物の入れ方

 消費税が上がり、割と大きな買い物である自動車の消費にも影響があると思われましたが、それでも売れている軽自動車として、スズキの「ハスラー」が注目されているようです。私も軽自動車に乗り続けるならハスラーも考えましたが、今乗っているホンダ フィットと比べるとその大きさの違いにはかなりの違いがあります。先日、私と同じように普通車に乗っている知り合いとハスラーの話が出て、興味はあるもののもう少し大きければという話になりました。もし車を2台持てるなら小回りの効くハスラーを2台目の車として街乗りと遊び専用に使うというのもいいのですが、大きめの普通車の方が便利なところもあります。

 私はフィットの前にはスズキのKeiに乗っていたのですが、その時は3ドア車ということもあって常に後部座席を倒してフラットにし、その部分に荷物を載せていました。当然、急に後ろに人を乗せたい場合に困るわけで、その点では後部座席を倒さなくても後ろに全ての荷物が入るフィットの荷室の広さを知ってしまうとつらいものがありますね。現在はフィットの後部座席は常に空けてあるのでいつでも人を乗せることができますし、座席を持ち上げるとトランク以上の収納力を持つスペースが出現しますので、使い方によっての荷物移動の手間はほとんどかかりません。

20140606_091127

 そして、意外と便利なのは後部座席を前に倒すことで、後ろのドアを開けても手が届かない所に置かれた物を簡単に取り出すことができるところです。写真のようにヘッドレストを付けたままにしておくと、完全に座席はフルフラットにはならず、うまいところで止まるようになります。荷室の真ん中にコンテナボックスを配置し、手前と奥によく使う小物を配置しているのですが、それもこのシートアレンジから簡単に荷物が取り出せてこその技です。コンテナの奥に荷物を置く場合は、走行中荷物の影に隠れるようになるので、小型のソフトクーラーボックスを入れるのもいいでしょうし、後ろまで回り込まなくてもすぐに取り出せることから長い運転の際に履き替えるためのドライブ用のかかとの固定できるスポーツサンダルを放り込んでいます。

 色々な便利なものを車の中に入れて持って行くのはいいのですが、いざ使おうとした時に奥に入っているので出しずらく、結局持って行っても使わなかったという経験は多くの方が持っていると思います。今回私の荷物をフィットの中に入れてみて、さすがにスペアタイヤのある床下部分にあるものはすぐには取り出せませんが、他のものならほとんど大変な思いをしないでも取り出せます。これは、実は車の旅を楽しむためには意外と重要な事の一つだと思います。

 私の場合はある程度、車中泊の旅を繰り返す中で試行錯誤をできているのですが、これから車中泊の旅を始めたいと思われている方は、出掛ける前に荷物を積んだ状態で車で寝るためのセッティングを行ない、また元通りに戻すことがスムーズに行なえるかを試してみることをおすすめします。実際の旅行では帰りの方が荷物が多くなりますので、若干積載スペースに余裕を持たせてパッキングするのがおすすめです。

スポンサーリンク

ホンダフィットのシートアレンジを生かす荷物の入れ方」への3件のフィードバック

  1. だから 投稿作成者

    HONDAのセンタータンクのおかげですね。私のNBOXも同様なので、同じように使っています。ただ、トランクスペースがミニマムで、もう何回も荷造りをし直しています。パズルのようです。
    板でトランクにぴったり沿った変形の箱を作ったりしましたが、今は市販のコンテナを組み合わせた方法で落ち着いています。
    リアシートを倒して取り出す方法は私も使っていますが、便利ですよね。

  2. てら 投稿作成者

    軽自動車は規格の関係で、どうしてもトランクスペースに荷物を押し込もうとするとパズルのようになってしまいますね。将来的にもう少し大きめの規格のものが出てくれば解決する問題かも知れませんが、今のところは屋根にキャリアでも付けないと車内空間に余裕を持たせることは乗用タイプでは難しい気がします。
    だからこそ、ワンボックスタイプの軽自動車が車中泊用として人気があるということなのでしょうが、走りや燃費の面を考えるとそこまで思い切れないということで多くの方が悩んでいるという(^^;)。結局のところ何を優先するかで車選びも全く違ってきてしまうのですが、とりあえずフィットは日本の中でもかなり売れている車ですから、私の試行錯誤が参考になれば幸いです。

  3. だから 投稿作成者

    てらさんのアイデアはワゴンR時代から参考になることばかりです。
    私も購入を考えたことのあるFITの車中泊アイデアも興味津々です。今後も期待しています。

コメントを残す