ブリヂストンCHeRO(クエロ)650C

 ホンダ・フィットに車載可能なスポーツタイプの自転車を探していて、たまたまブリチストンが2014年の4月中旬に出すモデルがあるということで、近所の自転車屋さんに標準的な700Cよりも多少小さめの650Cというサイズのクエロという自転車を注文しました。

 しかし、四月を過ぎ五月も終わりになろうとするまで入荷の連絡はなく、自転車屋さんの話によるとメーカーからの出荷そのものが遅れているという話で、先日ようやく品物が届き、五月下旬に納車となりました。恐らく私が入手したものがかなり早い段階のものだと思うので、そんなことも合わせて紹介させていただきたいと思います。ちなみに、私自身は現在ママチャリを主に使っていて、スポーツタイプの自転車についてはあまり知識がないということをまずはお断りさせていただきますm(_ _)m。

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 自転車屋さんにはフィットに乗って取りに行きました。もし車に載らないと購入した意味がないわけですが(^^;)、前輪を外して後部座席を上げた状態の空間に無事に収まりました。輪行袋も同時購入して用意していますが、今後は運転中に動かないような固定の仕方を含めて考えていきたいと思いますが、とりあえず後部座席2席分のみをつぶした状態でも車載できることがわかって良かったです。

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 前輪の外し方とセットの仕方は自転車屋さんに教えてもらったので、車から降ろして組み立ててみました。シンプルで落ち着いた雰囲気がいい感じです。700cと比べ小さい650cなので私の身長175cmではちょっと窮屈かなとは思いますが、サドルを調整すれば何とか普通に乗れます。私が多少の不自由を感じても、その分身長の低い人にも楽しんでもらえそうですし、何より車の中に収まることが大事でしたので、今後の運用が楽しみです。

 なお、この自転車にはワイヤーキーと六角レンチ、フロントライト(単三1本使用)が最初から付属しています。さらにユーザー登録でブリヂストン独自の盗難補償が受けられたりするなど、使っていて安心なサービスもあるので、私のような初心者でも何かあったら近所の自転車屋さんに飛び込めばいいので気が楽です。

 日本メーカーの自転車ということで、あまり自転車について細かく知らない方はママチャリの延長として考えがちな所もあるのですが、注意点もあります。この自転車はスポーツタイプの自転車になるので、タイヤに空気を入れるためにはママチャリと同じ方式ではなく、専用の物を購入するか仏式のアダプターを従来の空気入れに付ける必要があります。私の場合は、以前購入したPanasonicの小型空気入れに仏式のアダプターが付いているのでいいですが、全くそのような用意がない場合は追加の投資が必要になりますので、そうしたことも含めて自転車を選んだ方がいいと思います。私の場合でもヘルメットや簡単な工具類やそれを入れる袋、念のためもう一つのU字ロックキー、ボトル装着用のアダプターなどを徐々に揃えていこうと思っています。

 今回は最初に輪行袋も同時購入しましたが、これは自転車が汚れてしまって車の中を汚さないように考えてのことです。輪行袋があれば、自動車での旅だけでなく電車やバスでも車内持込みができたりしますので、今後の展開が期待出来ますね(^^;)。しかしこの自転車はあくまで平地をのんびり回るくらいのものとして作られているようで、変速機も8段のみなので、峠越えなどのハードな用途には向かないと思います。

 それでも、旅先でレンタサイクルを借りるような状況で使う分には必要十分以上のスペックは確保できていると思います。自転車を乗せた状態でも2名乗者可能で荷物も相当乗せられるフィットのシートアレンジに驚くとともに、今後の活用方法について考えるといろんなパターンが可能になりそうで楽しみです。


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