キングジム ポメラ DM100 その7 G’zOne TYPE-X との連携

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 私がポメラを使う理由の中で大きいのは、どこへ行っても入手可能な単三電池で動くことですが、単体でネットにはつながりません。逆にパソコンやスマートフォンはネットに繋ぐことでさまざまな事ができますが、電源がない場所で長期間使う場合はかなり心もとないことは事実です。手元に置きながら通信ができる手軽な端末として携帯電話がありますが、今回防水防塵、耐衝撃性能が最強ではないかと噂される、auの携帯電話カシオのG’zOne TYPE-Xを機種変更により入手しましたので、ポメラで作成した文章を携帯電話で送信できるような連携を考えてみました。最低限この2台さえあればある程度長い文でもネット上にアップできます。

 まず最初に試みたのが、ポメラに新たに搭載されたBluetoothでの連携です。G’zOne TYPE-Xにはファイルのやり取りがポメラとできるかと期待したものの、残念ながらポメラからパソコンにはデータのやり取りが可能なものの、さすがにポメラの方から携帯電話にはデータ送信が不可のようでした。ケープルを使って接続する事も考えたものの、防水性を維持するためにできる限り端子部分をむき出しにはしたくないので、もう一つのやり方を試すことにしました。

 ポメラの機種の中には、作成した文章をボタンひとつでQRコードに変えることができるものがありますが、このDM100にもその機能が付いています。ただ、このブログぐらい長文の文章だとかなりコード自体が細かくなってしまうためか、内蔵のバーコード読み取りアプリをそのまま起動しても読み取りがタイムアウトになってしまう事が頻発しました(;_;)。しかし、その原因を考えてみたところ、DM100の場合はバックライトが付いているのでバーコードが白飛びしてしまうという事に気付きました。そこで設定で画面の明るさを暗め(蛍光灯の下で-3から4くらい)にすると読み取れる確率は上がります。連続しての読み取りにも対応しているので、長文でも大丈夫です。このように、何とかメール本文をポメラで書いてそのまま携帯電話で読み込ませてメール送信できれば、通常のメールの他、こうしたブログや掲示板への投稿、ツイッターやミクシィへの投稿もポメラと携帯電話の組み合わせだけでできるようになる可能性はあります。しかし、QRコードによってできた文字情報をファイルの形で保管した場合、メールする場合は添付ファイルの形にしかならず、メール本文に読み込んだ内容をペーストする事ができません。添付ファイルの形でメールを送信しても、ブログ投稿には反映されないということになってしまいます。さすがに私もここのところでどうにもならず諦めかけたのですが、何とG’zOne TYPE-Xを提供するauのページにこの解決方法が掲載されていました。

http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/two_dimensions/mail_transmission.html

 つまり、メールに関する情報を入れたテキストデータを最初に作り、そのデータをQRコードに変換してから読み込めばすぐにメール送信可能な状態になるのです。具体的には、

MAILTO:(メールアドレスを記入)
SUBJECT:(メール件名)
BODY:(本文)

 このような定型テキストを作り、送るところがわかっている場合はその数だけメールアドレスを挿入したひな形を作ってポメラに保存しておけばすぐに対応できます。ただ読み込ませる場合、本文は改行が反映されませんので一気に記入し、最後に改行を入れる必要があります。本文なしの空メールの場合でも同じなので、ひな形を作る際には最後に改行してからポメラのQRコード作成を選ぶようにしましょう。

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 バーコードリーダーを使ってひな形に手を加えたテキストから作ったQRコードを読み込ませると、写真のように読み込みが完了します。写真では反転している「メール一括作成」のところをクリックすると、以下のようになります。

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 無事に携帯メールの送信画面になりました。電話帳にはこのブログへの投稿用メールアドレスを登録していますので、写真のような形であとはボタンを押せばすぐに送信が始まるのです。

 このようにして一旦設定してしまえば、緊急時だけでなく旅行中のブログ更新にも結構便利です。この方法のいいところは、ネット接続といってもメールの送信だけなので、携帯電話のメール送受信無料のプランに入っていれば、ブログやつぶやきをいくらアップしても定額料金の範囲内で納まり、パケット料金はかかりません。私の場合はウェブはWi-Fiで接続しているので、ブログなどへメール送信することで投稿するための設定は自宅で事前に設定が完了してしまっています。そこまですれば後は簡単で、旅先でいちいち設定することなく、メールを作成して送るだけでいいのです。

 なお、もう一つのメリットとしてポメラで文章を作成すると、携帯電話をずっと開いている必要がないため、携帯電話自体の電力消耗も抑えられるというメリットがあります。私の場合は車中泊の旅にタブレット端末やノートパソコンも持って行くのでこの組み合わせが活躍することはそれほどないかも知れませんが、QRコード作成機能のあるポメラと、auの携帯電話をセットで持っている方は、スマートフォンもパソコンも電池切れで使えなくなった時に備え、こうしたやり方を覚えておいても損はないと思います


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3 thoughts on “キングジム ポメラ DM100 その7 G’zOne TYPE-X との連携

  1. zaku 投稿作成者

    すいません。名無しでした。zakuです。初めまして この記事を読んでポメラdm100を買ってみました。とても気に入っています。

  2. てら 投稿作成者

    zaku さん コメントありがとうございました。
    この記事で紹介しているガラケーのメールですが、同じauならバーコードリーダーを使えば同じようにポメラとの連携ができるのがいざというときには心強いです。
    今のところ後継機の噂もありませんが、それだけ完成されたものであるということも言えるのかもしれませんね。

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