モバイルSuicaが「年会費無料」になる中でのスマホとカード選び

世の中はガラケーでは様々なサービスを受けずらいように流れていて、今回紹介するモバイルSuicaでも、ガラケー用のアプリでは今後ログインして利用可能な定期券などのサービスがガラケーに入れたモバイルSuicaではログインして使えたサービスが使えなくなるなど(最終的には2020年12月22日で終了)、スマホへの入れ替えを促すような方針に流れつつあります。

ただ、このニュースには続きがあります。すでにスマホの中でもiPhoneの「Apple Pay」では年会費無料でモバイルSuicaを使えていたのですが、未だにAndroidスマホではJR東日本のビューカードからの登録でないと年会費(税込1,030円)がかかっていたのですが、先日「GooglePay」からSuicaを利用する場合には年会費がかからなくなったこともあって、それを知人に教えたら便利に使っていたのですが、今後はビューカード以外のクレジットカードでチャージを行ないたい場合でも年会費を無料にする方針になったということです。これは2020年2月26日から実施されるということです。詳細は以下のリンクからご確認下さい。

https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190107.pdf

私の場合は、年会費を払いたくないためだけに(^^;)、無料で維持できるビューカードの一つ、「ビックカメラSuicaカード」を契約し、先月更新したばかりなのですが、これからモバイルSuicaを使いたい人はわざわざそんなことをしなくても、今持っているカードで全ての機能を使えるようになるわけです。2月からと言っても来年の2月ということで、少々待たされるところはありますが、このようなタイムスケジュールが発表されたことで、スマホやクレジットカードについて今後の買い方についても考えるところが出てくるのではないかと思います。

さらに、報道にはもう一つの内容が含まれていました。Androidスマホというのは様々なバージョンを持つ端末が混在している状況なので、ガラケーのモバイルSuicaと同じようにスマホでもAndroidのバージョンによっては全てのサービスが使えなかったり、サービス自体が使えなくなるものも古いバージョンのAndroidの場合には出てくる可能性があります。

逆にそうした状況を避けたいと思ったら、現状でもビューカード以外のクレジットカードで年会費無料になるiPhoneに決済を集中するという方法も出てくるかも知れません。この辺はiPhoneとAndroidを比べてiPhoneの方がいいという単純な話ではなく、あくまで単一メーカーであるアップル社の製品だからこそのメリットであると言えるでしょう。

その代わり、iPhoneにはワンセグ機能はありませんし、予め利用するアプリを考えないでメモリの少ないものを買ってしまうと外部カードが使えない分、買って後悔することも出てくるかも知れません。さらに中古でも価格が高値で安定するということなどもあるので、単純に年会費無料だからiPhoneがいいということにはならないでしょう。

ただどちらにしても、これでスマホもクレジットカードも、モバイルSuicaの呪縛から離れたところで決めることができるようになることは、今後の展開としてはより自由な組み合わせが試せるということでもあります。全てのモバイルSuicaが年会費無料になるまでにはまだ1年という時間がありますが、それまでの間に改めて自分のスマホとクレジットカードを整理するきっかけにするというのもいいのではないでしょうか。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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