始発で出発することの意味

昨日は日帰りの旅に出掛けてきました。その詳細はおいおい紹介させていただきますが、出発が決まってまず最初にやったことは、月ごとに360円という安価で利用が可能な主にスマートフォン用のオンライン時刻表(ネットが不通の場合には使えない)、交通新聞社の「時刻表Lite」です。

このアプリはスマホの小さな画面でも時刻表のタイムテーブルがスクロールして見られるように工夫がされていて、旅行中にも現在の時刻と列車の関係を考えながら行動の助けになりました。一応、経路検索アプリでも検索を行なって、その行程を基に行動について考えたのですが、経路検索アプリの場合はギリギリで乗り継ぐように結果を出しているので、ひどい時になると乗り継ぎ時間が数分という移動が続き、トイレタイムも取れなくなってしまいます。

また、乗った列車を終点まで行く方がいいのか、途中で降りてその駅から始発がある元の電車の到着地より先に行く列車に乗った方がいいのかというような判断も時刻表を見ながらの旅だと可能です。今回の旅の場合は静岡発の始発で浜松行きに乗ったのですが、実は途中の掛川で降りると掛川発豊橋行きという、結局浜松で降りてもその列車に乗らなければならない列車に乗ることができます。乗り換えの場合には最悪寝過ごすことも有り得るので、できるだけ乗換回数は少なくしたいものですが、そういう事も時刻表を見ているとわかります。今まではそうした臨機応変な乗り換えをするために紙の時刻表を持って行っていたのですが、今では青春18きっぷシーズンだけ360円でアプリを使えるようにしています。

今回は静岡から西に向かったので、静岡発東海道線下りの始発は5時1分でしたが、さすがに学生の休み期間ということで、大学生風の人たちや学校に朝練習に行くのかも知れない高校生、そして私と同じように18きっぷを使っての旅を満喫しようとする人たち、さらに朝一番の列車ということで、明らかに仕事終わりといった感じの水商売風の人がいたりと、様々な人々の人間模様があります。

また、これは早朝に電車に乗っている恩恵のようなものか、列車の窓からではありますか、日の出を見ることができました。まさに日本の国旗の色とでもいうべき赤い朝日で、なかなか普段の生活では見られないものを見られるというのも始発に乗った効用ではないかと思ったりします。

しかし、たとえ始発に乗ったとしても、幹線沿いを進むならそこそこ遠くへ行けるものの、ローカル線に入るとかなり接続が悪くなり、思ったほど進むことができないということもあります。今回はそのようにして長い待ち合わせがある中でその待合せ時間を有効に活用しようと旅を計画し、実行してきました。詳しい内容については改めてこのブログで紹介します。


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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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