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ソロキャンプ用のセットは100円ショップで揃う時代 小メスティン用まな板がダイソーから販売

先日、たまたま安値で売られているモバイルバッテリーをAmazonで見付けて購入したのですが、急速充電を行なうための両方がType-Cプラグになっている充電ケーブルを調達しに近くのダイソーを再度訪れたのですが、そこには極めて利用する人の範囲が狭いながらも、便利なものが破格で提供されているのを発見したのです。

一応、充電ケーブルと一緒に写していますが、その正体は500円商品の「ミニメスティン」専用のまな板です。元々、トランギアから出ているメスティン用として社外のメーカーがメスティンの内部にピッタリはまって持ち運びしやすいまな板を販売していたのですが、価格的には500円から1,000円以上するようなもので、たまに雑誌の付録として用意された時にはその雑誌が一気に売り切れるというような人気はある製品でした。が、それが自社独自に出したミニサイズのメスティンのものとは言え、税込みで一枚100円で買えてしまうというのは、相当な驚きでした。当然ダイソーのミニメスティンは持っていたので速攻で手に入れてきました。

ごらんのように、本家が出してきたのですから当然のようにメスティン内部にぴったりと入ります。普段ここには様々な小物を入れているのですが、多少まな板の厚み分は容量が増えるとしても、蓋を締めることに影響は出ないで中の物を入れることができました。

さらに、これもミニメスティン専用品として出ているメスティン内部にピッタリとはまるアミを重ねてみたのですが、全く問題なく重なります。二つの商品を合わせると、ちょっとした材料の下ごしらえに使えるまな板と、蒸し料理をする場合に中に水を入れた上でセットすることで単なる鍋以上に料理の幅が広がるアミをセットで持っていくことができるようになり、まさにソロキャンプ用の最少調理器具として十分な戦闘力を持つに至ったわけです。

さらに、このメスティンは写真のように、いわゆる標準タイプのメスティンの中にまるまるスタッキングできるため、このようにして二つのメスティンを一つにまとめて持ち運ぶことができるようになっています。まな板やアミは標準タイプのメスティンでも使えますので、システムクッカーとしてのポテンシャルも高く、ダイソーでは標準タイプの1.5号炊きのメスティンが税込880円、さらに同サイズで全面フッ素コーティングのメスティンが税込1,100円で売っていますので、それらと合わせるだけでもソロキャンプ用のクッカーとして成立してしまいます。メスティン2台とアミ・まな板で高い方のフッ素加工メスティンとともに購入しても、1,880円、さらにメスティンを乗せて調理するのに使える「ミニストーブ」も税込330円で売られているため、この他に小物を買い揃えても予算的には3千円くらいで収まってしまうだけのコストパフォーマンスがあります。

ただ残念なのは、私と同じようにこのまな板を見付けて購入した人はどんな感じなのかとネット検索を掛けてみたところ、ネットオークション・フリマなどでの価格に色を付けた転売出品のページが多数ヒットしたということです。これは同じような専用アミおよび一人用鉄板が登場した時にも起こりましたが、今後もダイソーでミニメスティンが販売され続けるならば、一時期は欠品することがあっても、時間とともに全国のどのダイソーでも潤沢な商品供給がされれば転売する人の出る幕は無くなると思います。ですから、欲しいからといってそうしたネットオークション・フリーマーケットを利用しないで、店舗で見付けたら購入するというスタンスで良いと思います。時間を空けて考えると必ずしもその必要性を感じることなくスルーできる場合もありますし、プレミア価格が付いても高くないとは言え、先に見付けた人に在庫を買い占められ、高値で買わされるといった状況は好ましくないと思われる方は、ダイソーの定時巡回を欠かさないようにすることで、定価で購入することを目指しましょう。

GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その2 持ち運びに便利なハードケース?

 このランタンについては、前回分で一通り説明して終わる予定でしたが、手持ちのものと組み合わせると持ち運んだりするのに便利なケース代わりのものを見付けたのでレポートします。以下のページで紹介したマグボトルで、350mlサイズの缶がそのまま入るという特徴のある「ドウシシャ クール缶ポット CPT350-BK」の方です。

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http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-10a5.html

 SOL-144Sの高さがだいたい350mlサイズの缶の高さであることとともに、このマグボトルには専用の保冷材が入るスペースが確保されていて、ランタン本体がすっぽりとこのボトルに入るだけでなく、フタの裏のところにあり取り外しができる保冷材を入れることのできるスペースに予備電池として単四電池の2本パックが複数入ることがわかったのです(^^;)。

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 だから何なんだと言われればそれまでですが、このボトルに予備電池ごと入れて運べば、もし間違って強い力を掛けてしまってもまず壊れることはありませんし、フタもきっちり閉まるので、もしもの時の災害用のセットとして用意しておけば、普段はケースとして使っていても、本来のボトルとして災害時の飲料水入れとして使いつつ夜の明かりとして活躍してくれるでしょう。

 ボトル類はつい良さそうなものだと思って買ってしまうことが多いのですが、全てのボトルを常に使うわけにもいきませんし、この「クール缶ポット」は普通に水や飲み物を入れて使うのにはちょっと使いずらいので、車で出掛ける時にはランタンとセットで持ち出すようにしたいと今は考えています。


GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その1 使い勝手の良いランタン

 先日、自分の枕元で使っていたLEDランタンが壊れてしまったため、改めてGENTOSのLEDランタンを物色していたところ、これはということで見付けたのが単四電池4本で使える最近の製品、SOL-144Sでした。

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 このランタンは従来の製品とは違い、すっぽりと白いケースをかぶせてあることで、影を作らないで全体を照らすことができるようになっています。防水機能だけでなくメーカーのページを見ると水に浮くようになっているので、何かの拍子に水の中に落とした時でも網で拾えます。また、こんなことは考えたくありませんが津波や高潮に流されたような場合でもしばらくは目印として使える可能性はあります。

 本体の操作は少々クセがありますが、点灯して2秒以内にスイッチを押せば光の強さを変えることができます。光の大きさとアルカリ電池での点灯時間はカタログ値で以下のようになっています。

・強(最初にスイッチを押した段階)連続8時間

・弱(2回スイッチを押した段階) 連続40時間

・キャンドル(3回スイッチを押した段階) 連続110時間

 本当にまっ暗な中でどの程度周辺を照らすことができるか試してみましたが、強ではかなり明るいですが、弱でも普通に使えるという感じです。キャンドルモードでも使えることは使えるのですが、あえてろうそくの炎に近づけるために炎のゆらぎをLEDの強弱で表現しています。そのため、有くなったり明るくなったりする中で周りが暗くなることで文字を読もうと思っても暗くなって一時見えなくなってしまったりすることはあります。ただ、災害時には電池持ちこそ大切だという事もありますし、何よりも利用できる時間が全く違いますので、いざという時にはキャンドルモードでも使えるように周りを明るくするだけで良しとして、さらにこうした光の強弱に目を慣らしておけば、あえてキャンドルモードで利用すると、電池はそのままでも1週間以上は使い続けられる可能性もあります。

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 また、このランタンには底の部分に吊り下げ用のカラビナが付いています。ジョイントの部分がスライドして中央でカチッと止まりますので、天井から吊り下げで部屋全体を照らすこともできます。私は自宅の部屋の照明器具のところに、100円ショップで購入したマグネット式のフックの付いた金具を常に付けているので、いざ停電になった時にはテーブルの上にランタンを置くパターンと、上から吊るすパターンの両方を試みることができます。

 もちろん、このランタンは小さくて影も出ないので、車の中で車中泊のために持ち出すにも最適なランタンです。電池が単一や単三と比べて容量が小さいというディメリットも、
エネループのような充電池で使えば、充電するまでの時間を短くできるというメリットもありますし、車中泊で使おうと思っている方は車のシガーソケットからエネループの充電ができる充電器も用意しておくと長期の旅行でも安心して出られます。

 最近、私はあえて単三だけでなく単四で使えるグッズも揃えています。そうすることによって、単三・単四のどちらかの電池が入手できるかわからない場合にどちらの電池も災害時に使うことができるようになります。もし趣味でいろんなランタンやラジオを集めているような方がいましたら、使う電池の種類にもこだわって同じものでも違う種類の電池で使えるものをペアで揃えておくというのもいい災害用の備えになるのではないかと思います。

 今は、単四のエネループを8本用意し、4本ずつローテーションして使おうと思っています。他に単四電池で使うものがあった場合は、常に満充電されている単四のエネループ4本の中から使っていけるということで、これまで以上に単四電池で使えるグッズが増えていくかも知れません。

自宅でも使い勝手のいい「封筒型シュラフ」

 昨日、私の近所ではようやく晴れ間が広がり、この冬一番と言われた寒気の影響も和らいできました。ただしそれまでというのは寒くて寝つけないくらいだったので、普段は使わない車中泊用にしまっていたものが役に立ちました。

 それが、車中泊用の寝袋として用意したモンベルの「ファミリーバッグ#1」だったのですが、現在は新たなシリーズになってしまったため耐寒性能は古い製品の方が-9とこれだけでも何とか部屋の中でなら寝られるくらいのしっかりした作りになっています。

 寝袋には登山用としてコンパクトに収まる羽毛を使ったマミー型と、布団のようにも使える封筒型のものがありますが、部屋で使ったり車で運べるということを考えると必ずしもコンパクトさより扱いやすさと快適さに優れる気がする封筒型を私は推したいですが、今回はこの封筒型シュラフと羽毛布団を使い、寝袋の上から羽毛布団を掛けてみました。

 寝袋ですからある程度は体の自由が奪われるものの、多少は体を動かせる余裕はあり布団を蹴飛ばしてしまうこともありません。その上から軽い羽毛布団を掛けているので、温まった空気を逃がすことなく朝まで寒さで起きることなく熟睡できたことは言うまでもありません。

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 今後の天気予報を見るととりあえずは寝袋を使う程寒くなることはないだろうと思い、寝袋を天日干ししましたが、ファスナーを全開させることで正に布団と同じように干すことができるのも封筒型寝袋の特徴です。写真は封筒の中の方を折り返して、体の汗を吸っていたと思われる中の方をしっかりと乾かそうとしているところです。購入しても全く使わないのではもったいないですし、大きめの封筒型シュラフと羽毛布団との組み合わせはかなりの快適性を誇ります。封筒の中に入って寝るのはどうしても窮屈だという場合は、逆に羽毛布団の上に全開にした封筒型寝袋を全体に掛けるようにすると羽毛布団がすっぽり隠れるくらいの大きさがあるので、極端に寝相が悪くなければ十分暖かく過ごすことができるでしょう。

 これは布団が用意できないからするのではなく(^^;)、いざという時の事を考え寝袋での寝心地を確かめておくというシミュレーション的な意味も実はあります。この組み合わせでも足先が寒かったら湯たんぽの併用を考えてもいいですし、首が寒ければタオルを巻いてみるとか、実際に車中泊する際や災害時に利用する場合の使い勝手や別に用意するものについて考えることもできます。

 今後、また日本列島に寒波がやってくることがありましたら、寝具だけでなくキャンプ用の寝袋で快適に過ごせるかということを試してみることをおすすめします。

エツミ Keypod ポータブルmini三脚

 デジカメの中でも小型のコンデジの売上げが低迷しているという話は以前からあります。なぜかというと、言うまでもなくスマホのカメラで十分という人が多いからという答えになるわけですが、確かに撮影してすぐ画像をクラウドにアップロードまで自動でできてしまったり、自撮り棒を使ってスマホのカメラをリモートコントロールできたりと、あえて写真を撮るという機能しかないコンデジを別に買う理由がないことにもつながりますが、デジカメ派の私としては寂しい限りです。

 それでも、コンデジにできてスマホのカメラではできないこともあります。カメラを固定して長めのシャッターを切れば、それほど高性能なコンデジでなくても夜景をうまく撮影することができます。ただ、その場合には三脚を別に用意しなければなりません。

 小さな三脚は100円ショップでも売られていますが、小さめでも片手の中には収まらないくらいの大きさのものがほとんどで、なかなか常用することは難しく、旅行の際に持ち出しても、カバンの奥に入っていていざという時に取り出すことができないというのがよくある事でした。

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 そんな事を思っていて偶然見付けたのがこの車の鍵くらいの大きさで、キーホルダーにもなるミニ三脚でした。写真のように、三脚がはまるネジの部分で離れるようになっているので、このままキーホルダーとして使っても使う時だけ簡単に取って使えるようになっています。ただこの部分が全てプラスチックのため、この部分が破損したらそれまでというのが悲しいですね。それでも、300gまでのコンデジならこの三脚に乗せて使うことができるようです。

 さらに、脚がわずかながら伸びるので写真のオリンパスXZ-10あたりのがっしりしたコンデジでもそれなりに安定して使用することができます。夜景などの撮影の他、マクロモードにして物撮り用に使うパターンもありです。シャッターはセルフタイマーを使えば撮影する際にカメラに触らずに写真が撮れますので、スマホと比べても手ブレの写真を量産せずに済みます。

 こうした小型三脚は、物としての強度がどうしても弱いのが残念ですが、車で出掛ける旅なら必ず持って行けるキーホルダータイプというのがいいですね。旅カメラとしてコンデジを用意している方だけでなく、ICレコーダーにも三脚に付けて使えるものがあります。地面に直置きすると地面からの雑音を拾ってしまうので、このような三脚にでも付けられればクリアな音質で録音することができます。手元に三脚を使えるものがある場合には、一つ用意しておけば意外なところで役に立つかもしれないグッズです。

気軽に着られるポリエステルのジャケット

 このブログを書き初めた時には、ユニクロがウルトラライトダウンジャケットを売り出した頃で、軽くて小さく附属のケースに入れて持ち運ぶことができること自体が画期的でした。それは現在まで続き、今年もユニクロは進化したウルトラライトダウンジャケットを出していますが、そのあおりを食うような形でそれまでユニクロで売っていた化学繊維を使った「エアテック」シリーズが壊滅状態になってしまったのが残念でした。軽くて温かいという点ではダウンの方がいいと思いますが、ここら辺は寝袋と同じで、ダウンは濡らしたらアウトです。ジャケットは全ての天候で着ることがあるので、今まではウルトラライトダウンジャケットはインナーとして使い、その上に化繊のジャケットを羽織るというのが良かったのですが、先日たまたまマックハウスの化繊(ボリエステル)ジャケットの、マックヒートアウターがセールで約3千円と安かったので買ってみました。

 外側に羽織るため、あえてフード付きのものを買いましたが、まず思いの外軽いのにびっくりしました。メーカーのホームページで言う「ダウンをしのぐ保湿性」がどの程度かわかりませんが、肩の凝らないくらいの軽さで保温性能もあり、さらにはっ水加工もされているということで、今シーズンはちょっと羽織りたい時にはこのアウターを利用することが増えるのではないかと思います。

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 化繊ということでダウンほど小さくまとまらないということはありますが、フード部分に全体を押し込むと、写真のようになります。この形状は枕やクッションとして使えそうですし、車で出掛ける際はアウターを使うかどうか迷うところでもこの状態にしてバッグの中に押し込んで行けばアウターとして使わない場合でも役に立ちそうです。フード付きのジャケットには袋は付いていませんでしたがフードのないタイプには袋は付いていたように思います。ただ、これも寝袋と同じで化繊のジャケットを袋に入れる場合はきちんと折りたたまないと入らない場合もあります。

 もっと予算を取っていいものを買った方がいいという声もあるでしょうが(^^;)、最悪1シーズンで潰しても惜しくないということで、気軽に使えるというのがこうしたジャケットのいいところです。流石に真冬の寒さをしのげるだけの能力はありませんが、大きめのサイズを買ってインナーを充実させることで対応することも可能かと思います。念のため、今の時期の夜にバイクに乗って試してみましたが、少なくともユニクロのエアテックと同じような感じで、それほど風も通さずに使える実感はあります。それでなくても電車や車での移動に際しては、寒い外から暑い車内へ頻繁に出たり入ったりすることが多くなるでしょう。そんな時にもこのような薄くで軽いジャケットは役に立つものになるのではないかと期待しています。

冬の流星観測には

 昨日はオリオン座流星群の極大日でしたが、天体観測がお好きな方は実際に見に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。流星を見るというのは他の天体観測とは違って望遠鏡や双眼鏡は必要とせず、写真を撮ることでもなければとにかく流れるまで空を見ていればいいので気楽に見られます。

 ただ、立って空を見続けるというのは首に相当の負担がかかりますので、仰向けに寝ながら見るのが一番楽です。快適に観測を楽しむためには、ある意味車中泊をするための装備が便利なので、興味のある方は揃えてみるのもいいかも知れません。

 屋外で寝ながら空を見る場合、最大のポイントが地面に直に寝ると、下の具合によっては体を痛めてしまう恐れがあります。レジャーシートくらいでは小石の感触が残り、快適とはとても言えませんので、いわゆるキャンプ用のマットは用意したいものです。マットは寝心地を良くする目的の他、冬の時期には地面から直接来る冷気をシャットアウトする効果があります。安く済ませたいなら銀マット、もう少し予算があればウレタンの折りたたみマットや空気で膨らむマットなど選択肢はいろいろ出てきます。さらに、キャンプ用のベッドであるコットなら寝心地は抜群です。

 夏ならこれだけでもいいのですが、冬になると夜間はかなり冷え込みますので、毛布や寝袋の用意もあった方がいいでしょう。寝袋にも色々あって、封筒型とマミー型がありますが、長時間観測する場合はできるだけ体を露出させないマミー型の方がいいですが、帽子などを併用すれば封筒型でも大丈夫です。車中泊で使うのだったら封筒型の方が寝やすいということもあるので、お好みで決めればいいでしょう。

 1分に1個くらいは見られるという多くの流星が流れる有名な流星群は、夏のペルセウス座と冬のふたご座と言われていて、ふたご座は12月にやってきます。今回の流星群を見逃した方で、ぜひリベンジして見に行きたいと思われた方は、まずは屋外でしばらく寝ながら観測しても風邪を引かないような万全の装備をまずは揃えることをおすすめします。以上のような装備でも寒い場合は、カイロや湯たんぽを寝袋の中に低温やけどに気を付けながら使うのもいいでしょう。くれぐれも無理はせず、寒さに耐えられなくなったらすぐに車や屋内に避難できるように気を付けながらスケールの大きい天体ショーを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

厳冬期にも使えるソフトクーラー

 富士山に雪が降り、一気に寒くなってきましたが、まごまごしていると一気に冬になってしまいそうな感じです。そんな中、今後スキー・スノボを楽しむために冬の車中泊をする方もおいででしょう。

 秋から冬の車中泊で気を付けなくてはならないことの一番は車内で火や暖房を使う場合の注意です。使うものの種類によっては一酸化炭素中毒を起こしてしまう危険性があります。さらに、下手をしたら車ごと火事になってしまうかも知れません。このブログではキャンピングカーのような専用の調理場所がないような状況での車内での火気使用は推奨しません。事故になれば即生命の危険が出てきてしまいますので、十分に注意していただければと思います。

 就寝時にストーブを使わないということになると、まだ秋の季節では何とかなりそうですが、厳冬期の山間部では夜中から明け方にかけて、マイナス数十度という気温の中で車中泊をされる場合も出てくるかも知れません。車内は外気温よりは高いでしょうが、鉄の箱である車内はかなり気温が下がる場合も出てきますので、そちらの面での対策もあった方がいいかも知れません。

 古い話で恐縮ですが、カップヌードルが世間に認知されるきっかけとしてあったのが、日本赤軍が起こした浅間山荘事件だと言われています。山荘を取り囲んだ機動隊は相当きつい状況で勤務にあたっていて、何しろ困ったのが支給される弁当が凍ってしまって食べられなかったということです。

 その時に隊員たちの腹を満たしたのが、お湯さえ沸かせば食べられるカップヌードルだったという話なのですが、弁当やおにぎりが凍ってしまうというのはなかなか想定できることではなかったことでしょう。例えば前夜にコンビニで食量を調達した場合、車内にそのまま転がしておくと状況によっては凍って食べることができなくなるものが出てくるかも知れません。そうした時に頼りになるのが、外からの冷気をシャットアウトできる断熱性ありのソフトクーラーの存在です。

 たまたま先日、山道具のバーゲンをやっているお店の広告が入ってきまして、夏の間ソフトクーラーとして売られていたものが、冬には弁当を凍らせないという謳い文句で売られているのを発見しました。確かに原理的には熱を遮断し中の温度を一定に保つものですから、裸のまま食べ物を車内に置いておくよりもこうしたソフトクーラーの中に入れておいた方が凍りにくいということはあるでしょう。

 ハードタイプでなくソフトクーラーをおすすめするのは、折りたたむことによって場所を取らないことです。この種のグッズはシーズンオフということで安くなっている場合もありますので、極端に安い場合、冬にも使えるということを考えながら用意しておくのもいいかも知れませんね。

日本野鳥の会 バードウォッチング長靴

 自分がいいと思うものでも実際に自分で見て触って確かめてみないと買いずらいということはあるものです。今回紹介する日本野鳥の会がプロデュースした、折りたたんでの携行可能な長靴(レインブーツ)は長く興味ある一品だったのですが、なかなか思い切ってネット経由で買うことを躊躇していたのですが、たまたま先日車で出掛けた帰りに、東名高速の富士川サービスエリアの「ネオパーサ富士川」(富士川楽座とは別の建物です)にサイズも色も揃って置いてあることを思い出し、もしサイズがあったら買って来ようと出掛けてきました。

 こちらの製品はあくまでネット情報によると女性の方の購入数が多いとのことですが、サービスエリア内のお店には男性用の大きなサイズが3Lまで置かれています。私の足のサイズは26センチですが、Lが26センチ、LLが27センチとのことで、厚手の靴下を履いて、ズボンの上から履くことも想定して、LLサイズのものを購入してみました。

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 本体には収納袋がセットされており、本体のゴムが薄いのでかなり小さくまとめることができるのがこの長靴の最大の特徴です。全体的には重いですが、スポーツサンダルを持ち出すのと大差ないほどの収納で、車の中なら余裕で収まります。

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 実際に厚手のジーンズの上から履いてみましたが、一つ大き目のものを買ったことが幸いしたのか、問題なく履けました。裾を絞れるようになっているので、外を歩いていて水が入りにくくなるようにもできます。私の持っているポンチョはどうしても足の部分を覆うことができないので、この長靴とセットで使えば雨の日には問題なく移動できるでしょうし、足元の悪い場所へ行く場合、ある程度道が冠水している所へ行っても足元を濡らしません。

 金額も今回私が購入した模様のないネイビーで5千円を切る価格になっているので、さすがにホームセンターにある長靴には負けますが(^^;)、お洒落なレインブーツを買うことを思えば柄のあるものを買っても安上がりです。ただ、本体が薄いというのは破れやすいということもあるので、使い方や保管の仕方によっては履く前に壊れてしまう可能性もありますので、その点には注意した方がいいでしょう。

 すでに梅雨明けした所も多いですが、普通の靴やサンダルでは動きずらかったり危険な場合もこうした用意があれば安心できる場合もあるでしょう。以前も書きましたが、興味のある方でもし車で東京方面へ行く場合には、東名富士川サービスエリアでぜひ実物を確認してみることをおすすめします。

 

 

アイデアセキカワ アルミアイスクリームスプーン

 2015年は、春になったと思ったら一気に桜が散るくらいの陽気になり、さらに高温が続くという季節感のない天候になってしまっているようです。暑さを乗り切るためにはいろいろな方法があると思いますが、一服の清涼感を得られるアイスクリームは食べ過ぎには注意したいと思うものの、おいしいのでついつい食べてしまいます。

 アイスクリームにもいろいろな種類がありますが、カップアイスの中にはこれ以上ないほど硬くなって、木やプラスチックのスプーンを使ってすぐに食べようとすると、全く歯が立たず、スプーンが折れてしまう場合もあります。そのような場合はごくわずかの時間電子レンジにかけるという裏技もあるようですが、最近では別のアプローチで冷えて固まったアイスを溶かして食べる方法が提案されています。

 今回紹介するアイスクリームスプーンを紹介する前に、有名になったスプーンがあります。富山県高岡市にある「タカタレムノス」から出た「15.0% アイスクリームスプーン」はまさにそうしたニーズを的確に捉えて生まれた製品で、手の熱をスプーンの先端に伝えて熱伝導でアイスクリームを溶かす仕組みになっています。デザインも素晴らしく、持っていることに満足するようなデザインが特徴ですが、いかんせん購入に二の足を踏むのはその価格の高さでしょう。アイスクリーム専用のスプーンで(熱湯に浸けたら火傷の危険性もあるため)税別3,000円ですが、この文章を書いている現在は販売停止中ということもあり、一部のネットサイトではプレミアム価格が付いたものが売られています。個人的には興味はあったもののそこまでして手に入れようとは思わないというのが正直なところでした。

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 たまたま先日新潟県燕市へ出掛けた際に見付けたのがこの明らかにデザイン性には劣ると思われる(^^;)燕で作られたと思われるアルミのスプーンで、こちらは税込で600円でした。スプーン単体の価格としては高いことに変わりはありませんが、それでも試しに買ってみようと思えたのでつい真似をしたものだとわかりつつ購入してしまいました(^^;)。

 この種の製品は長い時間使っていると手の方が冷えてしまうというディメリットもあり、冷え性の方が日常的に使用されるのはおすすめできないかも知れませんが、私の場合は車の中に常備し、アイススプーンをもらい忘れた時や、アイスを買ったもののもらったスプーンでは食べられないような場合に使おうかと思っています。またこのスプーンの利用法として、バターやマーガリンが冷蔵庫の中で固まってパンに塗れないような場合に役に立つものでもあります。先述の高岡のスプーンと比べると薄いことから、ナイフの代わりとしても使えそうな感じですので、これからの季節には出動する機会も増えるのではないかと思っています。


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