乾電池でも怖いショート

昨年は古くなったり落としたりしていて断線の可能性のあるリチウムイオン電池が発火する事故が日本で数多くニュースで報道されて、充電する際には本体および電池が熱くなり過ぎていないか調べるようになりました。

しかし、リチウムイオン電池だけが問題ではないということを昨日実感することになったのでした。というのも、人から頼まれて使い古したLED式のライトの電池交換をしてあげていたのですが、このライトはどうやら100円ショップで購入したものであるらしかったのですが、知り合うの人に急にライトが付かなくなったので新しい電池に交換して欲しいと言われ、これも同じく100円ショップで買ってきたものだと思われる単四アルカリ電池3本を電池ボックスに入れて、その電池ボックスをライト内部に挿入しようとしたところで、それは起きました。

まず、正しくセットしてあれば何の問題もない電池ボックスに入っている電池が急に暖かくなっているように感じました。これは3本のうちどこかプラスマイナスを間違えたかと思ってそのまま手に持って見ていたら、次の瞬間にはもう電池ボックスは熱くてとてもこれ以上持っていられなくなっていました。

あわててその電池ボックスを床に叩きつけるように離し、何とか電池が外れたことでそれ以上の発火は起こりませんでしたが、電池を入れる時には常に電池ボックスの表示を見ながらショートしないように電池の向きに気を付けて入れていたとは思うので、恐らくLEDライトをその人が落としたか長く使い込んでいたかわかりませんが、うまく接触しない危険な状態だったのではないかと思います。もちろん自分自身が電池の向きを間違えた可能性も0%ということはないので、うまくいかなかった事を知り合いの人に謝罪しましたが、もとは100円ショップで買ったものだからとそれ以上の非難は受けずにすみました。

ここまでのところで、実際何が原因かまではつかめなかったのですが、電池が接触するところにはちょっと曲がっている薄めの鉄板の部品もあったので、ほんのわずかな部品のズレが今回のような事を引き起こしてしまったのかとも思います。単四の電池といってあなどってしまっても、それだけ大きな威力を出すので、改めて電気の誤った使用は恐いという認識を新たにした自分自身の体験でした。

私がパソコンやスマホ、ガラケーなどをモバイルバッテリーから充電する際には幸いにしてそのような危険な目には遭っていないのですが、端末本体やバッテリーを落としてショックを与えた後に使う場合は、ケーブル・バッテリー・端末が急に熱を帯びていることはないかいちいち確認して、さらに安全に使えている状態でもバッグの中に入れたまま使うなどの熱がこもる原因になるような使い方をしない方がいいということを改めてお願いしたいと思います。

最近はかなり高容量のモバイルバッテリーもあり、それでノートパソコンを充電できるようにUSB C-typeの端子が付いているものも普通になってきていますので、私自身もそうしたバッテリーを購入する場合は信頼できるメーカーが出しているものを安全に使うことを徹底しようと思っています。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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