文字中心の発信の中の「もっと見る」「次のページ」というボタンはクリックしてはいけない

最近、商品や旅関連の情報について書かれたブログをチェックする時間が多いのですが、その中で最近増えたなと思うのが、「目次」の後あたりに出てくる「もっと見る」とか「次のページ」と書かれた画像がそのままリンクボタンになっているような表示です。

良くわからないと、そのページは目次を紹介しただけのページだと思い、つい誘導されて「もっと見る」や「次ページ」と表示されたボタンをクリックしてしまうことがあるのですが、これらのリンク先はブログ内容の続きが書かれたページではありません。

私がクリックした際には、突然警告音が出て画面の操作ができず、その状態を止めるためという電話番号が表示されました。私の場合は強制的にブラウザを閉じましたが、これはもちろんパソコンがウィルスに感染したのではなく、止めるために表示された電話番号に電話をしてしまうことを狙っての悪質な金銭請求に誘導するリンクになっています。

ブログはそれなりに当たり障りのない内容の、個人的にはあまり役に立たない情報だったので、これは検索されそうなキーワードを狙い、ネットでの検索上位に表示させるためのブログだったのではと思い、「もっと見る」「次のページ」という画像(青色のボタンである場合が多い)が出るブログを開いてしまったら、もう中味は読まずに別のページを見るようにしています。

こんな体験をしてみて、とにかく不安になったのが自分が書いてアップしている自分のブログでこんな広告が出ているかどうかということです。改めて内容伸確認したところ、自分のページを見た限りではパソコンでもスマホでも、「もっと見る」「次のページ」の画像はリンクになってはいませんでした。ただ、ブログに出す広告は書いている本人には選べない自動表示になってしまっているので、定期的な内容のチェックは大切だとしみじみ思います。定期的にチェックしている中で、そうした悪意ある広告が入ってしまった場合は、広告を提供している媒体に報告していくことになると思います。

さすがに、こうしたトラップがあるページを、知らずに踏んでしまったとなると、ブログ記事自体を読みたくなくなってしまう人も出てきてしまうでしょう。そういう人はこの種の広告が検索上位のサイトに付いている限りはどんどん増えていくわけで、そのために人はネットからの情報について、ブログより動画という風にさらに流れていってしまいそうな未来も見えてきます。

ちなみに、このブログについてはそんなに人から見られているページではないとは思いますが、ブログ自体がこうした要因によって敬遠されるようになれば、今まで多くの人によって支えられてきたブログで情報提供する善意の書き手の多くは情報発信する意欲を無くしてしまうでしょう。

動画での情報提供については、受け取る側は見ているだけで良いので楽ですが、どこが重要なのか、それを知るには全編をしっかり見ていないとわからなくなりますし、何せ時間がかかります。動画によっては思わせぶりな感じで自分の知らない情報があるかと思っても、最後まで見て時間を返してくれと思うようなものもありますし、まだ文字による情報提供についても有効なところはあると思います。

少なくともここを読んでいる方が、ここまで紹介した「もっと見る」「次のページ」の画像リンクがあった場合、それは悪質な広告である可能性が大きいことを理解した上で、決してクリックしないように気を付けて下さい。


カテゴリー: 管理人からのお知らせ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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