スマホによるBluetoothテザリングの状況とWiFiルーターと比べての使い勝手

電池交換が終わったOPPO Reno5 Aですが、とりあえず今までモバイルルーターに入れていたmineoの「マイピタ」のSIMを入れて運用してみました。通常のネット利用には問題なかったのですが、一つ問題がありました。

個人的にはmineoの回線(基本的には低速の最大1.5Mbpsで運用)を入れています。モバイルルーターで使っていた時には、SIM回線のネット利用で、外に出ていても自宅のテレビチューナーに接続してモバイル回線利用のテレビ視聴ができたのですが、スマホに入れた回線をそのまま使って同じようにテレビをリモート接続させようとしたら、何度やってもエラーになってしまうのです(Android版Rec-ON-Appを使用)。

そして、手持ちのノートパソコンChuwi Minibook X n100にはスマホをBluetoothペアリングして、Bluetoothテザリングをしてみました。この時の最高速は、最初800kbpsくらいでつながって、最終的に1.1Mbpsで落ち着くぐらいなので、それほど悪くはありません。しかし、Wifiでの接続(モバイルルーター)では最初3~4Mbpsくらい出た後で1.5Mbpsくらいに下がっていくので、快適度でいうと、やはりWifi接続の方がという感じです。Bluetooth経由で接続したまま、今度はWindows11の環境でテレビのリモート接続ができる「テレプレ」というアプリからリモート接続を試したのですが、こちらも何回やってもエラーになってしまうだけで、自宅のテレビに接続してのリモート視聴はできませんでした。

スマホにSIMを入れてテザリング中心に使うのも悪くはないのですが、旅先でちょっと今放送しているテレビ(自宅のチューナーは地上波だけでなくBS・CSも見られるのです)を見たいと思った時には役に立たないことがわかったので、スマホに「マイピタ」のSIMを入れて運用するのは今回は控えることにしました。

改めてモバイルルーターとスマホやパソコンに接続してテレビ視聴を試したところ、全く問題なくできます。こうなってくると、今後はモバイルルーター自体にBluetooth機能のあるものを購入して試してみたくもなりますが、今の状態でも(予備電池およびモバイルバッテリーからの給電可能)困ることはないと思うので、Reno5 Aにはpovo2.0の0円状態のSIMを入れて、ネットを本格的に使いたい時にはモバイルルーターと接続して使うようにしたいと思います。

このやり方は、私にとっては結構便利です。というのも、車で出掛ける場合スマホをカーナビ代わりとして使うことが多いのですが、スマホでテザリングをしながらカーナビアプリを使うと、かなりスマホへの負担が大きくなります。カーナビアプリは最大60kbpsくらいの0円キープしているpovo2.0のSIMでも問題なく使えますので、車で出掛ける時にはReno5 AはWifiを切ってカーナビ専用機として使うのもありかなと思います。

なお、動画や音楽、razikoの利用にはモバイルルーターと繋いだFireタブレットの利用がベストマッチします。スマートスピーカーの機能も持っているので、モバイルルーターとの関係を作ってしまえば、自宅にいる時のようにタブレットに向かって喋れば、ちゃんと答えたりアプリを起動・終了してくれますので、事故防止にも一役買います。

そんなわけで、8月いっぱいまでは3回線+1(povo2.0)で約三千円の負担でこんなことができてしまいます。9月からはどうするか改めて考えますが、平日昼間も使えるようにしても、四千円弱くらいで環境はキープできます。通話(Rakuten Link)・LINE(LINEMO)・データ(mineo「マイピタ」)という組み合わせは、使い過ぎを気にしないでも使える上でかなり安く利用できますが、今回私が報告したように、回線SIMを入れるのをスマホにするかモバイルルーターにするかで使い勝手が変わってきてしまうこともありますので、その点は重々ご承知おきの程を。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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