レトルト食品を温める専用家電「レトルト亭」を早速使ってみての感想

多少タイムラグがありましたが、先日紹介したレトルト食品専用の温め家電「レトルト亭」が届きました。トースターのような形をしています。

写真に写っている本体以外のアルミホイルですが、これは最近のレトルト食品に多い電子レンジ対応の非アルミ系フィルムを使うための工夫です。製品の口コミでは非アルミ系フィルムを温めすぎると破れて中味が出てしまうというものがありました。製品の説明書にも、温める時には最初から最大時間加熱しないで、少な目に加熱をして足りなければ追い加熱をする旨が記載されています。

今回は非アルミフィルムのパッケージをアルミホイルで巻いた状態で温めてみました。一人分170gということで、ダイヤルには「小盛」「普通」「大盛」までセットでき、その合わせ方で温め時間が変わってきます。基本カレーのレトルトの場合は「小盛」で大丈夫だと思います。

ちなみに、利用した際にはポータブル電源を使いましたが、電力消費は200W弱といったところで、小さなポータブルバッテリーでも十分動くのではないかと思います。今回はあえて温めていないご飯にレトルト亭で温めたカレーを掛けましたが、十分暖かく美味しいカレーとしていただけました。

わざわざこんな専用家電など買わなくてもと思われる方もいるかも知れませんが、車中泊や災害時など、限られたエネルギーで食事を作る際、湯煎しなくて良いというのは大きなポイントです。車中泊で車内調理をする場合、さすがにレトルトを湯煎した後の水は飲めないので後で処理をする必要が出てきます。災害時には水は貴重品ですので、飲料用でない水で湯煎するという方法もありますが、わざわざそんな事をしなくても良いのは嬉しいですね。

また、二段の炊飯器で上にレトルトを入れて温めたり、炊飯器の鍋の上にレトルトを置いて温めるという方法もあります。ただ、一人用なら十分でも2つ目が温まりにくいとか、炊飯器の上に置くだけだとそこまで中味が温まらないとか、そんな場合もあるかと思います。その場合に、このレトルト亭を使って直接、通常より短い時間でも温められれば、ポータブル電源の消費を抑えつつ温かいカレーを食べることができるようになるのではないかと思います。

レトルト食品としては、カレーだけではなく丼ものの具もありますし、パスタを湯がいてソースをレトルトでというパターンもあります。今までは、基本的に冷凍食品を買い込んで電子レンジで温めるようなパターンが多かったのですが、普通のお米やパスタと各種レトルト食品を常温で保存しながら、お出掛けともしもの時に備えようと思います。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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