2023年のGWは旬の新茶を求めて川根地区へお出掛けし浅蒸しの新茶をいただいてきました

ここ数年は全くといっていいほど遠出をすることはなかったのですが、今年は個人的に自粛をしていても、お店や観光地の姿はコロナ以前の状況に戻りつつあります。例年楽しみにしているのは新茶をいただけることなのですが、過去には格安でお茶缶に詰め放題ができていたJAおおいがわの藤枝工場は、今年も詰め放題イベントを実施せず、詰め放題用のお茶を格安価格で販売のみしていました。今年も友人などへのご挨拶用としてその新茶を購入したものの、今年はそこで終わらず、さらに山の奥に入りお茶の産地の一つである「川根地区」まで出掛けてきました。

全国的にはリニアモーターカー建設で揉めている大井川を上流の方へと進んでいき、大井川鉄道の沿線を進んでいきます。ずっと進むと大井川鉄道の終点である千頭駅に到達するのですが、今回はそこまで行かず、他にも同じような試飲体験をさせてくれるところはあると思うのですが、格安の300円で煎茶をいただくことのできる道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」まで足を伸ばしました。公式ページへのリンクをまずは貼っておきます。

https://chameikan.jp/

本格的な連休初日でしたが、そこまで人はいなくて、手前にある道の駅「川根温泉 ふれあいの泉」の大混雑とはかなりの差がありました。ただ、せっかく川根の里まで出掛けるならこの道の駅は外して欲しくないと静岡県内在住者の気持ちではあります。昨日の5月3日から新茶の提供を始めていて、「おくひかり」「やぶきた」という煎茶2つの品種の中のどちらかをいただけます。私がいただいた初日の品種は「おくひかり」でした。

注文するとこのようなお盆が持ってこられて、係の人の詳しい説明とともに、一煎ごとに違う味と香りを楽むことができるようになっています。特に試していただきたいのは、十分にお湯を冷ました状態でいただく一煎目で、「うま味」「甘み」が凝縮されたような呑み口になっていて、毎日お茶を飲んでいる私でもそのあまりの味の違いにびっくりします。二煎目、三煎目と進んでいくにしたがって、次第にいつも飲んでいるお茶の味に近づいていき、渋みも出てくるので、その時点で付いてくるお菓子をいただくというのが正しい作法なのだそう。

お猪口のような小さな湯呑で飲むお茶ではありますが、お菓子まで付き、五煎目くらいまで楽しめるので、これを300円でいただけるというのは現地まで訪れるからということになるでしょうか。これからしばらく、新茶が提供されますので、ぜひ機会があればお出掛けいただき、さらに全国で賞を取った茶園の煎茶(新茶)も売店で購入可能ですので、自宅でもうま味と甘みの凝縮された煎茶の味と香りを楽しんでいただきたいです。


カテゴリー: 地域情報・イベント | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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