Androidスマホにマイナンバーカード機能を入れて使えるようになるのは2023年5月11日?

河野太郎デジタル大臣が2023年4月25日の記者会見で、以前から言われていたマイナンバーカードをスマホの中に入れて使うことができるようになる(電子証明書のみ)という話を、改めて具体的な日とともに明らかにしました。

スマホの種類については、以前から伝えられていたように、日本政府とiPhoneを扱うアップル社との交渉に時間がかかっているようで、まずはAndroidスマホから2023年5月11日に開始されることが言われていましたが、そのスケジュールに変更はないようです。

5月11日ということになると、GW明けすぐということで、すでにアプリなどの用意がされているのだろうと思いますが、実際どんなことになるのかと言うと、スマホにマイナンバーカードの内容を表記することで、物理カードのマイナンバーカードを持ち出さなくても良くなるという事が私にとってはメリットになるのではと思います。

今までは、マイナポータルからのお知らせが届いても、いったんマイナンバーカードを出してスマホに当て、その内容を読み取らないとお知らせの内容すらわからないという状況でしたが、すでにマイナンバー機能がスマホの中に入っているなら、スムーズに内容を見ることができ見忘れもなくなります。

ただし、電子証明書のみの読み取りであるため、運転免許証や本人証明の代用には今のところならないのではと思います。今後、健康保険証の代わりになったり、コンビニで住民票などを取得できるようなサービスについては改めての政府のアナウンス待ちになるとは思うのですが、今回のスマホの中にマイナンバーカードを入れて運用することが普通になると、自分のスマホを主体的に使って様々な手続きを自らのスマホで行なうようなことがどんどん増えていくようなことにもなってくるでしょう。

その分、自分のスマホを雑に扱わないように気を付けるべきでしょうし、ネックストラップなどでの落とさない工夫、さらに複数のスマホを持ってもし置き忘れた場合に現在スマホがどこにあるかをすぐに探せるような対策をしておくなど、スマホ本体に指紋認証などでロックがかかるとは言え、情報の塊を持ち歩くことについてのリスクについてもう一度考えるべきでしょう。

さらに言うと、今のところ、マイナポータルを使えている自分のスマホが果たして新しい機能を使えるのかはっきりしませんし、どんなスマホであればマイナカードを入れて使えるようになるのかということもわからないのですが、利用は「マイナポータル」アプリから申し込むということになっているようですので(ニュースでこう書いている新聞社があったので)、とりあえずマイナポータルアプリの入っている我が家のスマホ2台からも申し込んでみて、うまく使えるようになるのか試してみたいと思っています。

今のところ、物理的なカードを先に作らないと、電子証明書をスマホの中に入れることもできないようですので、物理カードを持ち出さないで済む(物理カードを落としたり失くしたりする心配がない)というメリットを享受するためには、マイナポイントをもらうということにこだわらず、カードを作ることも考えていくべきでしょう。逆に言うと、電子証明書をスマホに入れて持ち運ぶことについてのリスクも当然ありますので、その辺は十分考慮の上で改めてカードを持つかどうかということから、スマホに入れるか入れないかということも考えてみるべきでしょう。

追記

具体的に電子証明書を利用可能なAndroidスマホの一覧がありましたので、リンクを張っておきます。

https://faq.myna.go.jp/faq/show/7261?

ちなみに私の持っているReno 5Aは対応していましたので、期日になりましたら申し込んでみてまたレポートします。

カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA