最近の買い物の中では、15.6インチのモバイルモニターの使い勝手が良すぎて、様々な可能性について試しているところです。今回は、このモニターをパソコン用のモニターにすることで、大型ノートクラスの画面の広さと、好きな周辺機器を接続して10インチの2in1のパソコンを使ってみようと思い、このようなセットを作ってみました。
私の持っているパソコンはキーボード部分を外すとUSB Type-Cの出力と電源しかなくなってしまうので、そういう用途で使う場合には、拡張することのできるハブが必要です。ということで用意したのが、写真にある5つの端子のあるハブです。
HDMIポートおよびUSB Aの端子が3つあり、電力供給のためのUSB Type-Cの出力で合計5つあるタイプのものです。欲を言うとキリがなく、今回の用途的にはこれで十分なので、とにかくタブレット状にした本体とハブをつないでみました。
実際のところ、パソコン用の電源を取っているコンセント一つで、パソコンだけでなくモバイルモニターも使えるようになりました。今回はUSBポートの方にマウス・キーボードをそれぞれ繋ぎましたが、これだけでも十分パソコンとして使える印象があります。
パソコン本体はモバイルモニターの裏側に立てかけるようにして置いているので、使っていてもじゃまにならず、画面はモバイルモニターの方だけに集中できます。画面だけ見れば大型ノートの使い勝手と変わらず、キーボードは趣味で持っていて、サイズも小さく打ち味も最高のHappy Hacking Keyboardをセットすることで、まさにデスクトップパソコンのように使うことができています。端子はこれでももう一つ余っているので、テンキーを付けるとさらにデスクトップマシンのようにできるのでは? と思いますが、基本的にはこのセットで十分使える印象です。
旅行に行く場合、持っていくものが限られている旅であればモバイルモニターは持っていきませんが、車で出掛けられるような場合は、モバイルモニターのセットくらいは車の中に入れることができるので、大型ノートよりもモバイルパソコンと一緒に持ち運び、ある時はAmazon Fire Stickと組み合わせれば単体でのエンタメを楽しむために使えますし、ホテルに入ってじっくりとインターネットを見たり、文章を書いたりしたいという時には一台のパソコンとして使うことも可能です。
モバイルモニターはOSがないので単体では使うことはできないものの、色々なものと組み合わせて使えるので、その用途はかなり多いと言えるでしょう。恐らくこのモニターを購入する方の多くは私のような使い方ではなく、ゲーム機とつなげることで、大きめの画面でどこでもゲームを楽しむために購入する場合があるのではないかと思っていますし。
ともあれ、うまく繋げれば嬉しいと思っていた、小型パソコンとの接続がパソコンの方のACアダプター1本でモニターも使えるということがわかったので、今後に向けての展望がさらに広がります。今はまだこれで十分ですが、今後はスティック型や超小型のパソコンと一緒に使ってみるのも面白いかなと思っています。