楽天がようやく出してきたホームルーター専用プラン「Rakuten Turbo」の評価は如何に?

昨日書いた楽天モバイルが出すホームルーターについてのプラン「Rakuten Turbo」がブログで書いたのと同時タイミングで何と発表されました。2023年1月26日現在ですでにサービス開始ということですが、現在の「Rakuten UN-LIMIT VII」と比べて月額料金が高くなっています。月額は4,840円ですが、現在行なわれているキャンペーンを利用すると、契約から3年間は月額3,685円で利用できるようです。
専用のホームルーターも販売になっています。「Rakuten Turbo 5G」という5G対応のホームルーターですが、端末代が41,580円だとのこと。さらに、ソフトバンクやdocomoのホームルーターと同じく、登録住所での利用に限られるようです。

こうなってくると、まだ近所のお店でdocomoのHome5Gが一括0円のキャンペーンをやっていれば、月額4,950円のところ、ホームルーターが0円でなおかつ36ヶ月1,100円引きの3,850円で使えるので、楽天が有利な点というのは毎月の利用料金が110円(3年間の割引料金の差額は165円)ということなので、現時点で加入が可能なら楽天よりもdocomoが良さそうです。ただ、楽天の新プランについてはまだ実際に使っている人がいないので、開通した場合の通信の安定性およびスピードがどのくらい出るかということで今後は情報が出揃ったところで比較するしかないですね。

ちなみに、現在のRakuten UN-LIMIT VIIも基本的に無制限で、現在は具体的な制限についてはなくなっているので、これも楽天モバイルの方でUN-LIMITとどう差別化をするのかということが気になりますね。逆に、UN-LIMITの方に「一日10GBを超えると当日は最大3Mbps」というかつてあった制限を復活させるのか、UN-LIMITの基本料金を上げるのか、今後の成り行きが大変気になります。

「Rakuten Turbo」も普通のホームルーターで、さらに無制限と言っても常に大量のデータダウンロードを続けているようなユーザーには規制を入れないと電波は有限ですので、具体的な数字としての目安を出さない代わりに、いくらでも使えるようにはならないでしょう。個人的にはUN-LIMITに「一日10GBを超えると当日は最大3Mbps」が復活したとしても、現在の私のデータ利用量(1月26日現在)が200GBに届いていないくらいなので、今のUN-LIMITのSIMを使った固定回線利用を続けるつもりです。ただそうなると、私が今使っている「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」のホームルーターで運用する方が、帰省時にネット環境のない実家に移動しても使えますし(事前に楽天のエリア内であるかの確認が必要です)、むしろこれから変に人気が出てしまうかも知れません。

また、今回のホームルーター用プランの価格に対応するような形で、楽天モバイルが従来のUN-LIMITの無制限利用の場合の上限価格を引き上げるような事をした場合、私を含め多くの契約者が楽天モバイルから離れていってしまう可能性も出てきます。そうなると、どこかのキャリアに楽天が巻き取られる? なんて考えたくもない可能性も出てきてしまうわけで、楽天モバイルとしては正念場ではないかと思うのですが、そんな中でどんな発表があるのかないのか。とりあえず個人としてはdocomoのHome5Gとか光回線への移行も頭の中に入れつつ対応していこうと思っていますが、新たな情報が入りましたら随時更新させていただきます。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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