日本国内での物価はどんどん上がっていく感じになっていますが、その中でも今後の状況が読めなくて不安になるのは電気料金ではないでしょうか。2022年はロシアからの天然ガス輸入が行なわれなくなったこともあり、電力会社はことごとく料金の値上げを行ない、前年と比べると相当のコスト高になったという印象でした。
そうした状況を受けて、我が家でも電気料金についてのデータを集めることにしました。私はいわゆる新しい電力会社ではなく従来からある大手の電力会社と契約していますが、ネットにアクセスすると一日ごとだけでなく時間ごとでどのくらいの電気を使っているかをすぐに確認することができるようになります。
この冬は、電気による暖房をコタツ中心にすることで(エアコンをあえて使わない)、節電を行なっているつもりですが、それでも昨年から比べると電気代が高くなってしまうのは、料金値上げのせいもあるのですが、日々の生活の中でだらだらとテレビを付けて見ている時間が長い事が原因であることがわかってきました。
家族団らんの際にはリビングの大型テレビを付けてみんなで見るのは止められないと思いますが、自分だけでテレビやテレビに繋いだFire TV Stickを使ってネット配信やネット放送、テレビ局の見逃し配信などを見ている時間がそれなりにあって、その時間のテレビの電力消費が一ヶ月まとめると馬鹿にならないということに気付いたのです。
そこで、自分一人だけでネット配信やYou Tubeの動画を見る時には大型テレビを使わず、タブレットやノートパソコンで代替を行なったところ、時間による電力消費のグラフが明らかに変わりました。自宅でだらだら一人でテレビを見ている時間は自分自身で一番良くわかっていたので、大画面で見ることは電気料金が下がってからにしようと思い直しました。
しかし、そんな風に生活を変えなくてはならないほど、日々のちょっとした事でも毎月の電気料金が変わってくることは確かです。最近では自分でデータを取らなくても、電力会社のホームページにアクセスすれば、一日の時間単位で電力消費量のデータを取ることができますので、そうしてゲットしたデータを日々の生活パターンと照合してみることで、生活にもメリハリができますし、翌月からの電気料金を下げるヒントも見えてくるのではないかと思います。
ただ、この冬も新型コロナやインフルエンザの影響で外出できずに自宅で過ごすことを余儀なくされるような場合もあると思います。その場合は、外出してレジャーにかかる費用と、電気代を含む自宅で過ごす費用を比較する中で、家計を考えるようにするのも一つの考え方です。個人的には何でもケチケチするような事をしていると、心も荒んできそうなので、全てのコンセントを抜き、布団にくるまって暖房も使わずテレビ、ゲームもやらずに過ごすというような行動はしないつもりですが、今後の電気代はどうなっていくのか、その状況を見ながら今後も色々と考えていこうと思っています。