古いiPhone・iPadなどを使っている方は脆弱性が修正されたiOS12.5.6を入れよう

いわゆる格安な製品が無いものの日本国内では最も普及しているアップル社のiPhone・iPadシリーズですが、私自身はかなり昔に整備済品を購入したiPad mini2が今でも現役です。というか、スマホの大きさではちょっと物足りないような場合、片手で持てて情報を入手できるのは便利なのですね。ただ、ハード的にはかなり古いものなので、もはや最新のOS(OS13以降)を入れることができず、今まで使えていたアプリの中にもアップデートできないものが出てきたりして、用途が限定されるだけでなく、もう一つの問題もありました。

というのも、OSの脆弱性をつかれるハッキングを防ぐためにもスマホやタブレットは常に最新のOSにアップデートしなければ使っていて情報流出や、データを盗まれるような被害にあってしまう可能性があります。そんなわけで、さすがに最近は古いiPad mini2を使う頻度を下げていたのですが、何とアップル社は私のような古いハードを使っている人向けのアップデートファイル(iOS 12.5.6)を出してくれていたのでした。

ちなみに、最新のOSを常に使えていたころには、「設定」アイコンに通知があったのですが、このアップデートについては私の個体ではそうした通知はなかったので、「一般」→「設定」から「ソフトウェア・アップデート」を開いてダウンロードおよびインストールを行なってください。ちなみに「自動アップデート」をONにしていると、すぐにはアップデートしてくれないので、あえて手動にしてすぐに脆弱性を取り除くことをおすすめします。

このアップデートが利用可能なのが、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、iPod touch(第6世代)と、かなり前の古いはーどばかりではあるのですが、私のiPad mini 2は2017年に販売を終了しているので、そこからでもまだ一応使えるようなメーカーのサポートがあるというのは嬉しいですね。

これはスマホの場合とタブレットの場合は違うように思います。スマホの場合には新しい機能が使えるかどうかが、単にスマホを電話として使うだけではない用途があるので、ある程度の時期が来たら最新OSの乗った本体に買い替えることは必要になってきます。今で言うと、決済に必要なアプリが動くかどうかとか、マイナンバーカードをスマホ本体にかざして読み取ることができるのかといったことが私には気になります。ですから、スマホの場合はあえてiPhoneにこだわらなくても、高性能で安いAndroidスマホでいいと思うのですが、タブレットについてはiPad系でもそこまで価格が高くないシリーズもありますし、今回のようにChromebookよりも長く使えるような一応の配慮があるなら、今後は外でネットを見るくらいの用途として安いiPadの導入を考えてもいいかなという気もします。

実際にアップデートしてみて、その前のバージョンではアプリのアップデートができなかった(?)「NHK+」や「らじる☆らじる」、「You Tube」、「FOD」は改めてチャレンジしたところ、アップデートできました。OS13以上が必要なアプリについては利用できませんが、今後使えるものだけでも安全に使えるならその範囲内で使えるわけですし、スマホ以上パソコン以下のネット閲覧端末としてiPad mini2はまだまだ使えると思うと何か嬉しいですね。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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