PayPayチャージ最低額の増額はお小遣いを電子マネーでやりくりするにはつらい改定

子供にスマホを持たせるか否かの論争は今でもありますが、社会の制度が変わりお金を現金ではなく電子マネーでやり取りすることが当り前の社会に変わろうとしている中、ちょっと残念な制度改定が発表されました。ソフトバンク系の電子マネーであるPayPayのチャージについて、今までは銀行口座やPayPayカードからのチャージは100円以上であれば1円単位で自由にチャージできていたのですが、2022年7月より、最低チャージ額の下限が1,000円に変更される(1円単位でのチャージ額には変更なし)ことが発表されました。

実は私はチャージして使うのに、細かい会計でも100円からチャージできるというのは結構便利に感じていて、これなら小さなお子さんを持つ親が、お小遣いをPayPayと紐づけた口座に振り込む形でお小遣いを上げるようにすれば、お小遣いをもらった本人が口座の残り金額を気にしながら、細かい金額をチャージしながら、電子マネーと現金の使い分けをやっていくことで、限りある範囲で毎月何にどう使うかという事を考えていけるのではないかと思っていたところでした。

もちろん、最低チャージ額が変わっても同じようにチャージして使うことはできるわけですが、小遣いの額が少ない場合は、一気に1,000円をチャージするか否かというのは、全てのお店で電子マネーが使えるわけでは現在ないので、かなり考えるところが大きくなってしまうのではないかと思います。

今ではPayPayはダイソーで使えますので、なけなしのお小遣いを使うのに、購入する100円グッズの個数に応じてチャージ金額を選んだ上で会計をするような事もできましたが、今後はとりあえず自分の買いたいものに1円でも足りなくなれば、1,000円余分にチャージしなければならなくなります。

もはや発表された後なので難しいとは思いますが、成人になる前の児童・学生・生徒に限定してチャージ最少額を今までと同じ100円にするというのも、今後電子マネーをメインで使うことになる子どもに電子マネーの使い方を考えてもらうという点でも、悪くない方法ではないかと思うのですが。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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