2022年の年末の動向が注目される楽天モバイルの固定無線アクセスサービス

このブログで何度も書いてきましたが、海外メディアからの情報でまだ詳しいことはわからないものの、楽天モバイルがドコモのhome5Gのような固定無線アクセスサービスをスタートする予定であることが発表されました。

「世界でも指折りの低いコスト構造を採用する」と楽天モバイルのタレック・アミンCEOが発言したとのことですが、端末の提供が世界中の半導体の供給不足が理由ということで、2022年12月にスタートする予定だということです。

私は現在、通常の楽天モバイルのSIMカードをモバイルルーターに入れ、モバイルルーターのクレードルから有線LANケーブルを引っぱって今まで使っていたWi-Fiルーターに接続しているので、ほとんど違和感なくモバイル回線での自宅利用を実現していますが、果たしてドコモの月4,950円と比べてどのくらいの金額で行なわれ、さらに現在の楽天モバイルの規制である「1日10GBを超えた場合その日のうちは最大3Mbps」という制限がどうなるのかという具体的なところも気になるところです。

さらに、楽天モバイルではパソコンなどでアプリを導入すれば使えるようになる「デスクトップ版Rakuten Link」の開発を改めて発表していますが、新たな固定無線アクセスサービスでは電話は使えるのか、そしてその際の料金はどうなるのかなど、興味深いところです。

このタイミングで楽天モバイルは月額0円で契約を維持できる仕組みを撤廃していますので、私の場合には今後楽天モバイルの無制限の金額と新たなサービスの金額を比較し、さらに端末価格がどうなるのか、すでに楽天モバイルに加入している人にもキャンペーンが適用されるのか(モバイル回線ではスマホ購入についての特典は利用できないので)、ということも気になりますね。

一方、光回線のインターネットは、4Gや5Gを利用したインターネットと比べるとはるかに高速で利用できるようになっています。オンラインゲームをやり込むような場合は、今回の楽天やドコモ・ソフトバンクの無線アクセスサービスはまだ力不足であることが予想されるので、全ての人におすすめというわけではありませんが、現在楽天モバイルの回線を使っていて不満に思う事は、既製品を無理に使っているためにより電波状況の良いauのパートナー回線に強制的に接続してしまって一気に高速クーポンを使い切り、最大1Mbpsの自宅で使うには不十分なスピードになってしまうことがあります。

今回発表されたものでは、そもそもパートナー回線を拾わないようになっているとさすがに思いますので、乗り換えを考えてはいるものの、少々問題もあります。

というのも、現在、私が使っている楽天モバイルから購入したスマホでは、楽天モバイルのSIMを入れずに他の回線のSIMを入れていても「Rakuten Link」が使えるので、自宅ではデータ通信を使い、外ではいくら通話しても料金のかからない電話番号を確保しているのですが、このような事が新しいサービスでできない場合、今の状況を保とうとすると、固定インターネットの料金とは別に楽天モバイルの月980円(税別)が余分にかかってしまうことになります。

また、楽天はドコモやソフトバンクと同じように固定電話の番号をそのまま使えるような電話サービスを無線でということも考えているのかも知れませんが、その場合はインターネットと電話は別契約になってしまうのかということも気になります。

まだ、詳細がわからない中での事なので、ここで色々考えていてもダメなことはわかっているのですが、そもそもこのサービスが本当に今年の年末にスタートするのか? ということすらまだはっきりしないので、今後の続報についても注意深く追い掛けながら、ここで改めて報告させていただきたいと思っています。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す