通信費の基本料が減ったので気になっていたmineoの「マイそくスタンダード」を申し込んでみました

前回の記事で月1,390円かかっていた日本通信の「合理的みんなのプラン」を、基本料290円の「合理的シンプル290プラン」に変更したことを紹介しました。基本料は安いですが、通話をどのくらいするかによって毎月の料金は変わってくるのですが、今回はそうした細かいことは考えずに、基本料金のトータルが安くなったので、前から気になっていた月額990円(税込)で平日お昼(12時~13時)を除いて最大1.5Mbpsでの通信が可能で、動画視聴にも使えるmineoの「マイそくスタンダードプラン」に申し込んでみました。

今メインスマホには通話用電話番号の入ったOCNモバイルONEとLINEおよびアプリ稼働用にLINEMOの二枚のSIMを入れていて、サブスマホにUQモバイルのくりこしプランS(月3GB高速クーポン)・低速最大300kbpsのSIMを入れているのですが、高速クーポンを使い切ってしまうとストレスなく動画を見られないというのが不満の種でした。

現状で動画を外に持ち出して見られるようにするためにはUQモバイルのプランをグレードアップして低速になっても最大1Mbps出る「くりこしプランM」にする手があり、そちらの方が月ごとに付けたり外したりできるので気軽なのですが、現状では大手キャリアを全て網羅しているものの、エリアの広いドコモでデータを思い切り使える回線を手放していたので、mineoではドコモ回線をチョイスして、バランス良く3キャリア(自宅用に使っている楽天モバイルを含めると4キャリア)を使い分ける事ができるようになるので、これはこれで良いかなと思います。mineoの当該プランでは、直近3日のデータ消費10GBを超えると超低速32kbpsに制限される点は気を付けなければなりませんが、そのカバーを他の回線で行なえる事を考えると1.5Mbpsをほぼ常時使えるというのはなかなか魅力的なプランです。

以前mineoに入っていた時には、「ゆずるね。」というお昼にデータを使わないことを宣言し、その回数によって夜間フリーなどの特典を得ていましたが、これが毎日更新するというのは意外と大変なのです。今回、自動的にお昼の速度が最大32kbpsに下がることで、「ゆずるね。」のサービス適用外になり、特典を受けられないかわりに、いちいちそうした事を気にする必要がなくなりました。

一つ気になるのは、サブスマホでは楽天モバイルの楽天LINEアプリを入れていて、無料通話ができる状態になっているのですが、アプリを使った通話が最大32kbpsでできるのか? ということです。まだ申し込みが済んだばかりなので具体的に証拠を示すことはできませんが、ネットではnuroモバイルの最大32kbps制限で実質16kbpsくらいでも通話可能だったという口コミがあるので、私も無事に契約ができたら平日のお昼や3日間10GBの利用を超えた場合の通信制限時にどうなるのか、楽天LINKでの通話品質について調べてみたいと思っています。

ちなみに、今後私の契約するSIMは以下のようになります。
(1)OCNモバイルONE 550円コース(主回線の通話用) 550円/月
(2)LINEMO ミニプラン(メインスマホでOCNと併用) 990円/月
(3)mineo マイそくスタンダード(サブスマホで動画利用) 990円/月
(4)UQモバイル くりこしプランS(サブスマホで利用)1,628円/月

こうしてみると、(4)のUQモバイルのSIMカードを入れたスマホについて、解約してもいいのではないか? という風にも思われるかも知れませんが、UQモバイルにはmineoとは反対の特徴である「平日お昼も速度制限されない」ことと「低速ならデータ利用制限なく利用可」ということがあります。

ちなみにmineoの3日間制限は、「通信速度制限は超過日の翌日に実施し、超過日の翌々日の朝に解除する」というもので、実際に制限が実行された場合、当日の午前0時から翌日の朝まで24時間以上実質的に使えない可能性もあります。その場合の速度は最大32kbpsとなるので、mineo制限時に使える回線を確保したいというのと、平日お昼の利用や、かけ流しする音楽やラジオをmineoでは使わないようにして用途を分けることで通信制限を抑える働きをUQはしてくれるのではないかと思っています。

もちろん、先に書きましたようにUQモバイルのプランを「くりこしプランM」にすると、アプリで低速(最大1Mbps)を選べば、無制限で低速を使えるのであれこれ考える必要はないということもあるのですが、今回mineoはドコモ回線にしたことで、もしもの場合に更に強くなりました。もしau回線が災害やトラブルで利用不可になった場合にはmineoで情報収集ができますし、ドコモ回線がトラブルになったらUQモバイルや、寝かしているpovo2.0のトッピングを使えば快適に利用可能になるでしょう。ドコモ・auとも駄目なら最後の砦としてLINEMOを使えば、ミニプランの3GBを使い切っても最大300kbpsで使い続けられます。

4回線でのトータルは基本料(税込)の合計で4,158円になりますが、それならahamoを契約して動画にも通話にも(5分定額がセットされています)使い、必要に応じて大盛りオプションを付ける方が良いという方もいるでしょう。当然、そちらの方が料金的にも安く済む可能性が高いですが、旅行で使う場合も考えてみると、複数回線上のメリットだけでなく複数のスマホで用途を分けることによってのメリットもあります。一回線で一つのスマホなら充電が切れたら終わりですが、複数あるとどれかが充電切れになっても他のスマホで急場しのぎができます。この辺はあくまで個人の好みという点ではありますが、私自身は色々な回線の特徴を感じながらそれぞれ使い分けた方が楽しいので、しばらくはこの組み合わせで使ってみて、良い事悪い事などを感じましたらまた改めて報告させていただこうかと思います。


カテゴリー: モバイル活用ガイド | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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