使える保証サービスにはとりあえず登録しておくことの大事さを改めて感じる

前回が自動車保険についての話だったのですが、今回は別の家電の保証についての話です。私が使っているパソコンについてはこのブログで何回も書いているように、中古パソコンながらOS以外の本体・付属品の故障に永久保証をしてくれる「リングロー」から購入しているので、今使っているWindows10のOSのサポートが終了した後の買い換えの必要はあるものの、同じリングローから購入すれば発送の送料を含めて修理費用がかからない仕様になっています。

ただ、今回調子がおかしくなったのは、以前紹介したことがあると思うのですが、キヤノンの大容量インクジェットプリンターG5030で、白黒での印刷はできるもののカラーのヘッドが詰まっているようなので、カラーで印刷するとインクが出ていないところもあるので、かなり間抜けな出力となってしまいます。

問題なのは、このプリンターを購入したのが2020年10月で、現在は2022年の3月ですので、購入から1年と5ヶ月経過していることから、無料修理のできる保証書の範囲ではないという、ある意味最悪の結末も覚悟しなければならない状況になりました。ただ、黒インクは問題なく出るので、白黒印刷専用機として使うしかないかなと思っていたところ、ある事を思い出してほっと一息付くことができました。

プリンタ購入時に、専用サイトであるCANON iMAGE GATEWAYに会員登録した上で製品を登録したユーザーには保証期間を1年延長し2年間の無料保証が受けられるようになっていたのでした。何気なく購入当時に登録をしておいたのですが、このサービスを使うためには購入時にもらった保証書および、販売店印のない保証書の場合は購入日の特定できる納品書の添付が必要になります。しかし、肝心の使用説明書などをどこに仕舞ったかをしばらく思い出せず、もしかしたらこのまま無料保証が受けられなくなるのではないかと不安になったものの、無事に保証書(店名入りの納品書と一緒に)を見付けることができ、キヤノンのサイトから無料修理を申し込むことにしました。

今回、実際の不具合が起こらないと詳しく修理の内容については見ないので、他の方のために書いておきますが、ウェブから無償修理を申し込む場合には、『らくらく修理便』というサービスを使うことが条件になっています。このサービスはヤマト運輸のセールスドライバーが自宅に製品を引き取りに来てくれるサービスで、購入時に入っていた箱は必要ありません。よく、修理の場合には購入時の箱に製品を入れて自分で梱包したものを出すような形の場合が多いですが、キヤノンの引取の場合には製品のみ(コード類などは付けない)と、無償修理の場合には保証書類を製品に貼り付けたものをドライバーに渡して送ることになります。その際、無償修理であっても梱包および送料として3,300円の負担が必要になりますが、通常使用での自然故障の場合には修理代は無料になります。

プリンタヘッドのトラブルは、今後ヘッドクリーニングを繰り返していれば普通に全色出るような事はあるかも知れませんが、年賀状を出すような場合、また色の出ないトラブルになった場合には、単なるプリンタの不具合ではなく、年賀状本紙の損害も甚大なものになってしまいます。

修理申し込みは当日の15時30分までに申し込みをすれば、翌日の希望する時間に自宅に取りに来てくれるということなので、翌日夕方の遅い時間を指定し、申込を終了することができました。今回は自分が製品登録をすることで延長保証が可能になることを覚えていた事が全てです。と同時に購入時にこの事に気付き、購入と同時に製品登録をしていたということも大きかったですね。普通に有償修理をするなら、別の安いプリンター(カラー印刷用)を買うしかないかなと思っていたのですが、結果はまだわかっていないものの、何とかコストを掛けずに状況を改善する手段を利用することだけはできたわけです。

今回はたまたまでしたが、日頃使うものでそう安くない品物を買う場合には、安く購入することも大事ですが、今回のキヤノンのように購入店に関係なく一定の条件のもとで修理サービスの拡大ができたり、お店独自の延長保証のサービスもあるので、壊れたら簡単に替えられないようなものについては、「もし壊れたら?」ということを念頭に置きながら購入方法やサービスについて考えることは必要なのではないかと心にしみた今回の一件でした。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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