DAZNの料金が翌月からメール案内だけで月額千円の値上げに国内ユーザーはどう動く?

DAZNと言えば、サッカーJリーグをJ1だけでなくJ3や入れ替え戦まで全て生配信することや、海外サッカーおよび国内プロ野球を配信することで、契約していた方も少なくないと思います。現在の月額料金は1,925円ですが、2022年2月22日から一気に月額が上がり3,000円となることが契約者に送られたメールで判明したということです。

私自身が気になるのは、povo2.0契約者向けに7日間の限定利用の料金である760円という金額には変更がないということなので個人的にはホッとしていますが、特定のスポーツを見るために月々の料金を払っている方にとっては、月千円といっても毎月の支出がアップするのはそれなりに痛い出費なのではないかと思います。

今回の値上げのタイミングというのは、新型コロナウィルスの第6波がこれからピークになっていく時でもあり、バイトや派遣会社から契約解除を言いわたされ、有料配信自体を止めなければならないほど生活に行き詰まっている人が今後も出てくる可能性のある中での事なので、現在の加入者がすんなり値上がりを受け入れて契約を継続するのかという問題が出てくるのではないかと思います。

スポーツとネット配信と言えば、先日、Docomo系のdtvでは期間を絞る形で卓球のTリーグを生配信するというニュースがありました。dtvは月額550円なので、東京オリンピックで盛り上がった国内およびアジアのトップ選手の試合がリアルタイムで見られるため、その時期だけ入るのもありかな? と思っていたのですが、このように私の場合は一つのサービスをずっと使い続けるのではなく、見たいものがある場合に複数のサービスにピンポイントに加入して利用できれば有難いと思っています。

今回のDAZNの値上げの理由としては、新たなコンテンツの開発ということもあるようですが、恐らくDAZNでは卓球はやらないでしょうし、当然Tリーグの生配信はされないでしょう。他にもDAZNで配信されないスポーツも見たいと思っている人にとっては、配信サービスだけでなくスカパーやWOWOW(無料のBS放送のためのパラボラアンテナ購入をしてでも)を含めた中から選択し直すという感じになるのではと思います。できれば、WOWOWにも現在行なわれているテニスの全豪オープンのみをスクランブルを解除して見ることができるような見る試合を絞ったプランなどが出てきて欲しいと思いますし、そうしたチャレンジをテレビの有料チャンネルが行なうことで、DAZNに対抗できるような勢力になっていくのではないかと思ったりします。

今後、DAZNではサッカーワールドカップアジア地区最終予選のアウェイでの日本対オーストラリア戦が3月にあるので、これはpovo2.0の7日間トッピングを使って見たいと思っていますが、その後JリーグをDAZNで継続して見ることはしないと思います。

とにかく、現在の日本の多くの労働者は賃金が上がらず将来への不安を持っているのではないかと思います。たかが千円と言うなかれ、一年間だらだら契約してしまうと年間で12,000円が消えてしまうなら、Jリーグであればホームゲームを直に観に行った方が良いのではないかと考える方もいるかも知れません。どうしても現地に行けない中で生中継を見たい場合に備えるために、今後はpovo2.0の回線を作っておくというのも一つの方法ではないかと思います。日本のJリーグのシーズンインに伴い、DAZNは今後も順調に伸びて行くのかというのは個人的には疑問ではありますが、今後の成り行きについても冷静に見ていくべきかと思います。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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