事前のお知らせ通りにプラン変更を実現できることになった日本通信のプラン

今は最安ではないのですが、かつては通話が主でプラスデータ通信が少し使えればいいという事で自分の親用に契約したものに、日本通信の「Wスマートプラン」があります。このプランは、月ごとに70分までの無料通話が料金に含まれていて、月70分を超えた分はプレフィックス通話ではないのに料金は30秒11円となり、あえて通話無制限を契約しなくても安く上がるような料金になっています。データ通信は月3GBまでで、さらに健康管理アプリで有料会員が月500円というFiNC Plusの利用料までセットされていて、税込1,738円となっています。

ただ、少し前に同じ日本通信からさらに安いプランが出現したのですが、当初はWスマートプランからの変更はできませんでした。ということで、いったん「Wスマートプラン」を解約して改めて入り直そうかと思ったのですが、日本通信の方では早くから、「Wスマートプランから新プランへのプラン変更については準備中です」というアナウンスをしていたので、しばらく待っていたのですが、昨日から晴れて変更できるようになったとメールがやってきました。

前にも違う話の中で書いたのですが、大きなアドバルーンを上げてもなかなかその通りに実現できないキャリアもあります。例えば、楽天モバイルでは国内の通話とSMSが無制限で利用できるスマホ用アプリ「楽天LINK」をパソコンでも使えるようなデスクトップ版ソフトを出すような発表が昨年(2020年)あったものの、今では全く忘れ去られているような状況です。こういうユーザーへの仕打ちが続いていくと、エリア拡充の話や、衛星を使った人口カバー率100%というような話も、本当にできるのか? と思っているうちに他社からもっと魅力的なプランが出たら、そちらに移ってしまう人も出てくると思うのです。その点、今回の日本通信の発表は良心的で、待っていて良かったというのが正直なところです。

今後は、親のプランをWスマートプランから「合理的みんなのプラン」に変えるよう手続きしました。このプランは2021年6月に出たプランなのですが、通話についてはWスマートプランと同じで、データ通信量が6GBにアップしても月額税込1,390円と安くなっており、Wスマートプランとの差額は348円になります。FiNC Plusを使い続けていればWスマートプランの方がお得ではあるのですが、最近スマートバンドを購入したことで、健康管理アプリを変えてしまったので、FiNC Plusを使い続けなくても良くなったため、プラン変更ができるようになったのは有難いです(いったん変更したら改めてWスマートプランには手数料無料で戻ることはできませんのでご注意下さい)。

もし新プランが出てすぐにWスマートプランを解約して新プランに入り直していたとしたら、新たに新規契約事務手数料3,300円がかかってくるので(プラン変更のための手数料はかからないため)、たとえ差額はあったとしてもプラン変更ができるまで待ったのは正解でした。

細かいことではあるのですが、こうした事があると、たとえMVNOであってもその業者に信頼が生まれ、めったなことでは浮気したくなくなります。今のところ通話SIMということで考えると、専用のアプリを使わずにNTTの回線そのままを使え、安心して定額通話ができるということでは日本通信が一番良いのではないかと私は思います。データ通信も最大6GBあれば、まず外出時にスマホで使い尽くされることはないと思うので、お財布にも使い勝手の面でも安心になるだろうと思います。

ちなみに、これで私の契約しているSIMカードは都合6枚になるのですが(^^;)、固定回線代わりに使っている楽天モバイルを含めても月額は9千円弱といったところです。通話には日本通信(親の分と合わせて2回線)を利用し、データ通信をUQモバイルとmineoで使い、おまけとして、ほぼカーナビ専用という感じでdonedoneを使っています。今使っているUQモバイルをLINEMOのミニプランにすればさらに安くなるのですが、今回Wスマートプランから合理的みんなのプランに変更することで、合理的みんなのプランが私と親の2回線になり、今使っているデータ通信の合計も増えるので、低速300kbpsで無制限に使うことも可能なUQはキープしておいた方が、使い分けという点では便利なので、今は触らないでおこうと思っていますが、この日本通信のプランで通話用SIMを最安レベルでキープできるというのは有難いですね。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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