楽天モバイル回線利用で大雨の際にはどの電波を掴んでいるかのチェックを忘れずに

昨日は、台風から変わった温帯低気圧の影響で、まるで台風が上陸したかのような強風と大雨が一日中続くような天候でした。こんな時は、外に出ることによって直接の影響はなくても何かが飛んで来て自分の身や車に当たってしまうかも知れません。東京ではたまたま街路樹の木が倒木で車を直撃したというニュースも有り、新型コロナウイルスとは関係なくあえて自宅から出ないと決めることも大切であると実感しました。

となると、相変わらずテレビやネットを使って時間つぶしをする事も増えるのですが、私のところで固定回線の変わりとして使っている楽天モバイル回線の調子がおかしくなってしまっていました。

といっても回線が使えなくなったのではなく、気が付いたら回線が楽天回線ではなくauのパートナー回線に知らないうちに切り替わっていたのでした。実は、今回のような大雨の天気の時は、携帯電話の電波は水に吸収されやすい特徴を持っているので、受ける電波の強さが晴れている時に比べると弱くなるのだそうです。

一応今使っているモバイルルーターでは、楽天回線を優先的に受信するような設定にしているのですが、雨の影響で電波が弱くなると、同時に受信している電波の中で楽天回線より安定して届いているauのパートナー回線の電波を掴み直すような事がどうやらモバイルルーターの中で起こっているようです。そうなると、パートナー回線では5GB使ってしまうと最大1Mbpsに制限されることになってしまいます。

こういう時にはすぐさまネット上から「スピードテスト」と検索し、実際にスピードを測ってみることをおすすめします。ちなみに今月は早々にパートナー回線の高速分を使い切ってしまっているので、どうやってもスピードが1Mbpsを超えない結果を見て楽天回線を掴んでいない事が確定したことで、モバイルルーターの電源を入れ直すことで再度楽天回線に復帰することができました。

こうしたことは、未だプラチナバンドを取得していない楽天回線だけに、完全に楽天回線のみを掴むような設定のできない機器でネットに繋いでいる身としては、いちいち調べないといけないのです。今後、楽天は自社回線を広げ、パートナー回線の提供を私の地域でも廃止するかも知れません。そうなればいちいちモバイルルーターの電源を切って切り替える必要はなくなるのですが、今回のような大雨の時期には通常時とはかなり接続スピードが落ちたり接続そのものが切れたりつながったり不安定になる可能性も考えなくてはいけません。

逆に、こうした大雨の場合に電波強度が落ちるという情報を知っていれば、そういった状況に対処してその時だけプラチナバンドを使える別回線を代替的に使うとかの対応も可能です。この辺が有線でなく無線をメインにしてインターネットを使っている場合の宿命でもあるのですが、雨の時には同時に使用する端末を減らすように心掛けるような事も、今後は必要になってくるのかなと思います。私と同じように楽天回線をメイン回線に使おうと思っている方についても、今回のような大雨が長く続くような場合は、ネットを使う前にちゃんと速度が出ているかどうかのチェックをするように心掛けましょう。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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