今年の花見は自転車で移動しながら撮影で終了 改めて考えるスマホのカメラ機能とデジカメとの関係

昨日は、こちら静岡でも桜の満開の時期は過ぎつつあり、週末から週明けにかけて天気が崩れるという予報が出ていました。すでに近所ではかなり桜が散っているということもあり、ちょっと自転車で外に出てきました。

いわゆる桜の名所には活動自粛が言われているといっても、多くの人が花見に出ていることが予想されましたし、人が集まるところには行く気がなかったので、近所の山に桜が植えられている所まで出向き、写真を自転車に乗りながら撮ってきました。さらに様々な場所の桜の写真を撮りましたが、今回はこの山に咲く桜が綺麗だったのでここで紹介させていただきたいと思います。

感染症の恐れがない時期でもこのように桜の写真を撮りまくっていたのですが、今年はこのように写真を撮るのも久しぶりですし、スマホでなくデジカメを引っぱり出してきたのもかなり久しぶりです。

改めて思うことは、上記の写真でもやはりスマホで撮るのと比べると安いコンパクトデジカメで撮影しているものとでは、明るいレンズでズームも効くということで、より美しく風景を残すことができるのですが、なかなか日々の中でデジカメを持ってまで出掛ける機会が少ないのが残念です。同じ撮るにしてもスマホでの撮影というのは、シャッターチャンスをしっかり捉えられるものの、私のスマホでは複数レンズは主に広角とポートレート撮影用のもので、望遠用のものではないため、画面の拡大とは言っても大きな写真の中を切り取るだけのデジタルズームでしか撮影できないので、特に遠くのものの存在感が荒くなってしまいます。

今回デジカメを持ち出して桜の写真を撮りに行ってみて、改めて普段の生活が制限されてしまっているなということを感じたのですが、私のスマホがまだ写真性能が良くないだけという話もあるのですが、スマホの機能の中でカメラ性能を追求しすぎるとスマホの本体としても高くなってしまいがちです。スマホの価格が安いものでも高いものでもスマホは一定の期間が経つと通信技術の進歩の煽りを食って新しいものに変えなくてはいけなくなるので、そこまでカメラ機能にこだわる必要もないと思うのですが。

ただ、現在のデジカメ市場はレンズ交換式のデジカメこそ多少は売れているものの、いわゆるコンパクトデジカメの製品というのは、スマホのカメラ機能が進化していく中で、淘汰されてしまっている状況もあります。結果として、そこそこのスマホのカメラ機能で満足する人が増え、写真を撮るというより単なる記録の方法として使われるような意識の変化が生まれてしまったのかなと思ったりします。

個人的には小型のコンデジであっても、光学ズーム機能があったりしてくれればいいと思うのですが、現実的にはスマホに接続してスマホの貧弱な光学カメラ性能を補うデジタルレンズのようなものが一般的になってくれれば、スマホの買い替えにも対応できます。そうした製品のアイデアはすでにあり、多くのメーカーが出しているところではあるのですが、そこで問題になるのは、複数のスマホでの互換性です。

iPhone限定ということで開発するのがメーカーにとっては簡単かとは思いますが、スマホメーカーもAndroidスマホでも汎用的に一つの望遠レンズが接続しやすくなるようなものが一般的になってくれればと思いますね。例えばキヤノンのPowerShot ZOOMのようなものがスマホと連動し、スマホの画面でモニタリングおよび保存ができるようなものが出てくれば、撮る被写体に応じて追加するようなことで写真の保存はスマホに一体化(さらにそのままクラウドで保存)ができるようになるので、スマホでの撮影の幅が一気に広がるような気がします。今後、そんな製品ができる事を期待しつつ、今持っているコンデジを大事に使っていきたいと思います。


カテゴリー: 映像・画像関連 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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