IIJmioの新しいプラン「ギガプラン」発表で俄然データ専用のeSIMプランが魅力的に? Rakuten Handとの融合で幸せになれるか

2021年2月24日にインターネットサービスの老舗であるIIJmioが新しいプランを発表しました。新プランは2021年4月1日からスタートの「ギガプラン」で、自分がだいたい使う高速通信の容量でプランを決めると毎月の料金が決まるのですが、十分に楽天や大手三キャリアのプランを見て考えてきた印象があります。びっくりしたのは、物理SIMの場合、「データ専用SIM」と「SMS対応SIM」との差は月額30円で、さらにデータSIMと「音声通話SIM」との差は月額100円だということです。さらに、ドコモ回線のデータ専用になる(音声通話・SMSは不可)eSIMの料金が凄いことになっています。詳しいデータ利用量プラン別料金は以下の通りです。

(料金は2GB→4GB→8GB→15GB→20GBの順です)
・音声SIM 780円→980円→1,380円→1,680円→1,880円
・SMS付SIM 750円→950円→1,350円→1,650円→1,850円
・dataSIM 680円→880円→1,280円→1,580円→1,780円
・eSIM 400円→600円→1,000円→1,300円→1,500円

ちなみに、データ通信において高速と低速の切り替えはアプリででき、設定した高速クーポンを使い切ったり、速度切り替えアプリで低速を選択した場合の低速の最大速度はプランに関係なく最大300kbpsということです。さらに、高速容量は翌月までの繰り越しが可能です。こうなると、低速専用で最大200kbps・月額298円(ドコモ回線のDプラン・税別)のロケットモバイルの神プランよりも、IIJmioの「ギガプラン2GB」をeSIMで契約した方が、どうしても必要な場合には高速通信を使えた上でそこそこのスマホによるデータ通信を利用できるということになるわけです。ただし、低速通信利用時には「最直近3日間あたり低速通信利用で366MB超過時は速度規制がかかります」という記載があるので、低速で使い放題な事を考えている場合は難しいということを把握しておきましょう。また、eSIMでは通話は不可ですが、現状で抜け道もなくはないので、興味のある方は最後までどうぞお読み下さい(^^)。データ通信SIMとしても最安ながらかなりコストパフォーマンスが良いプランではないかという気がします。

IIJmioの新プランについては他サイトで色々紹介されることになると思うので、ここではあくまで最安で色んなことをする事にこだわりたいと思うので、まだ現時点ではタラレバに過ぎないものの、IIJmio「ギガプラン2GB」に「Rakuten UN-LIMIT」を合わせるとどうなるか考えてみることにしました。

楽天モバイルではeSIM対応端末を複数販売しているのですが、ドコモ回線を利用できる端末ということになると、Rakuten Miniよりも「Rakuten Hand」の方が対応するBandが多岐にわります。具体的には以下のBANDを利用することができます。

・3G
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 19
・4G LTE
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 18 / 19 / 26 / 28
TD-LTE:38 / 41 / 42

IIJmioのeSIMはドコモの電波を利用するので、以上のBANDに対応するということになると、ドコモエリアでも普通に使えると思うのでギガプランに合わせやすくなります。現在「Rakuten Hand」は品薄になっており、現状では回線なしの単体販売が中断するなど人気になっていますが、4月以降も新規回線・MNP契約と合わせて購入すればポイント還元で実質1円で購入できるなら、IIJmioのギガプラン用に使うと幸せになれるのではないかと思います。

具体的に何をするかというと、私の場合はすでに楽天回線を持っているので少々事情は異なりますが、もし「Rakuten Hand」を回線契約とともに入手したとしたら、いったん楽天linkをログアウトしてから少ししてeSIMを物理SIMに交換し、「Rakuten Hand」にはIIJmioのeSIMを登録します。変更した楽天SIMは楽天対応の別のスマホに差した上で「Rakuten Hand」でインストールした楽天LINKの登録を行なうと、連絡用のSMSは別のスマホに届くので、そのSMSを見て「Rakuten Hand」における楽天linkの設定を完了することができれば、IIJmioのeSIMだけで電話とSMSはアプリの楽天linkで行うことになり、楽天モバイルの電話番号で通話もSMSも利用できます。(もっとスマートな方法があるかも知れませんが、この辺は物理SIMで楽天linkを非楽天SIMとともに運用している私の経験で書いているのでどうかご了承を)

ちなみに、音声通話で必要なデータ通信のスピードはそれほど早くいので、最大300kbps出ることが本当なら、低速時の3日間規制さえ気を付ければ、低速固定でもほとんど通話品質に問題はないと思われます。そして通話エリアはドコモのエリアで使えるプランができてしまいます。ただし、以上のやり方はこの文章を書いている時点では可能な方法ですが、楽天モバイルの仕様変更で楽天SIMと楽天linkの利用がセットになることが必修化されてしまうとこの技は使えなくなります。元々イレギュラーな方法でもありますので、あくまで自己責任で試して下さい。

楽天回線の方は固定通信用してモバイルルータやスマホのUSBテザリングを使って2,980円の上限まで使ってもいいでしょうし、楽天回線自体はほとんど使わずに月額0円で寝かすことで(楽天回線が1回線目の場合です。2回線目以降の場合は最低料金が980円となります)、毎月の通信費443円?(ユニバーサルサービス料3円と消費税を加えた額)で運用することも不可能ではありません。

すでにeSIM対応のiPhoneなどの端末を持っていれば端末料金もかからないですが、「Rakuten Hand」はおサイフケータイ機能や防水などの機能も付いていて、今後多くの通信業者がeSIM用のプランを出すことになると、かなりつぶしの効く端末になる可能性もあります。個人的には4月以降に安く「Rakuten Hand」が手に入るようになってきたら、IIJmioの「ギガプラン」と合わせて使ってみるのも面白いかなと思います。私の場合は既に楽天回線を持っているので「Rakuten Hand」を実質1円で購入することはできませんが、現状でも白ロムを扱うお店では、未使用の新品が12,800円くらいの値が付いているので、今後楽天モバイルのエリアに絶望し(^^;)、解約とともに中古ショップに持ち込まれる量が増え「Rakuten Hand」の程度のいい中古品の値がこなれてきた場合、固定回線用に使っている楽天SIMの電話番号を「Rakuten Hand」に入れた楽天linkで使うことで、「月額443円? の通話フリーおサイフケータイ端末」として利用するのもありかな? と思っています。

最後に、「なぜわざわざIIJmioの契約を加えるのか?」と思う方もいるかも知れませんが、ドコモのエリアを使えるということの他にも、simが端末に入っていると相手への番号通知が可能になり、より普通の電話らしく使えるからです。状況によっては「Rakuten Hand」を自宅に置きっぱなしにして、固定電話の代わりに使うというパターンでも面白いですね。こうしてセットした端末では楽天link以外では発信できないので、お子さんに持たせる端末として用意するのも有りだと思います。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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5 thoughts on “IIJmioの新しいプラン「ギガプラン」発表で俄然データ専用のeSIMプランが魅力的に? Rakuten Handとの融合で幸せになれるか

  1. ケータイオタク

    >楽天モバイルの仕様変更で楽天SIMと楽天linkの利用がセットになることが必修化されてしまうとこの技は使えなくなります。

    これは無いと思います。なぜならそれだと海外でローミング国以外でもWi-Fiで接続して通話出来ると言う事と矛盾するのでは。
    デュアルSIMの端末であれば443円で通話料無料も可能になると思います。
    まだrakutenlinkは回線方式の通話よりは音質は落ちるようですが、改善されていくと思います。今でも以前の2G時代のデジタル音声よりは良いですね。
    OPPA73はeSIMとnanoSIMですからeSIMでiijmioでnanoSIMに楽天モバイルが可能です。
    データ通信のデフォルトをeSIMに設定すれば443円で無料通話可能な携帯電話の誕生です。

  2. ケータイオタク

    前のコメントは誤解していました。セットでの利用と言うのを回線を利用と誤解していました。

  3. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。現状では楽天は0円維持されるような回線が増えても加入者は増やしたいと思うので、楽天Linkに対しての規制は行なわないと思いますが、ここで紹介するような通話のみで料金が発生しないようなケースが増えてくると、将来的には何らかの対策もあるかも知れません。ただ、それはかつての0SIMのように、全く通信実績のない契約を自動解約にするようなものであるかも知れませんが。

    あと、楽天はかつて通話のできるアプリ「楽天Link」をパソコンからでも使えるようにソフトとして提供するというアナウンスをしていたのですが、これはまだ実現していません。パソコンの殆どはSIMカードスロットがないので、このやり方が許されるなら楽天のSIMカードがないスマホでも使い続けられるのではないか? という風にも思います。とにかく、この443円で通話放題パターンについてはすでに多くの人が語っていて、サービスが開始されれば結構な人が実践に移すものと思われますので、今後の状況については見ていく必要があるでしょう。

  4. ケータイオタク

    0SIMは他の分野へのシナジー効果を考えていなかったですね。楽天モバイルの場合楽天経済圏にいかに引き込むかと言う事も大きな役割だとも言えますね。
    個人的には楽天カードの加入の有無が条件になると思っています。ゴールドカードで1Gまでプレミアムカードで3Gまで無料。と希望的観測ですが。
    一般カードは無料の楽天カードですが、有料カードの方が稼働率は高くなるし、収益に貢献する。幽霊会員となる事も無い。
    楽天らしい方向性を見せてくれれば面白いですね。

  5. てら 投稿作成者

    楽天は段階的料金プランを出した時点で、通信のみで黒字化というより、いかに「楽天経済圏」に多くの人に入ってもらうかを考えながらの展開になっていくでしょうね。カードということでは、こうした流れを受けて黒船であるAmazonあたりがどう動くかということもあります。あまり、一局集中するとユーザーとしての選択肢も狭まってきますので、使う方としては一つに固まらずに複数のサービスを使い分けたいとは思っているのですが。

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