2021年はどんな年に?

皆様、あけましておめでとうございます。今年は特に何がめでたいのかと思えるような年明けになってしまいましたが、悪い事が底なしに続くようなことは株価と同じでずっと下がり続けることもないと思って、様々な今後への展望を行なっていこうと思います。

個人的なレジャーの延長として始めた車中泊ですが、大きな災害がある中で、決してレジャーではないものの、エコノミークラス症候群にならないように快適な車中泊環境を作ることの大切さというものが広く知られたりするなど、社会の変化によって車中泊が注目されることがあります。

感染症が広がってくることによって、他人と会わずに移動したり活動することができる車内空間が注目されるというのも皮肉ではありますが、車中泊のノウハウが2021年にも役立つのではないかと思えることもあります。

逆に、このような社会の変化によって車中泊というよりキャンピングカーの設備が進化する可能性もあります。車の中で生活する場合、エネルギーについてはガソリンで発電器を回して走行するような車もありますので、スタンドで給油していけば電気関係でそこまで困ることはないと思いますが、問題は水回りとゴミ処理の問題でしょう。このうちガソリンスタンドでのゴミ処理が可能なら、最低限のゴミしか出さないような方法を模索すれば何とかなりそうですが、水回り(シャワーやトイレ、シンクなど)については今まではどうにもなりませんでした。

ただ、少し前くらいから、水を濾過して再利用するシステムを提供しているベンチャー企業のWOTA株式会社では、使った水を再利用して使い回しできるシステムを主に災害時のシャワーとして使えるような「WOTA BOX」を発表し、多くの地方自治体に納入しているようです。このシステムがキャンピングカーに付けられれば、車内の発電器で電気を作ることができれば、キャンピングカー内に設置したシンク・トイレ・シャワーから出た水を再利用して使い続けることも可能になります。

そうなると、車中泊というより「動く家」といった感じで最新装備を付けた大き目のキャンピングカーで生活するような事をする人も出てくるかも知れません。どちらにしても、今後も車中泊に対しての関心は無くなることはないでしょう。

私自身は最新の設備を揃えてというわけにはいきませんが、あるもので工夫しつつ、車の移動中でも色々な事が自宅と変わらずにできるように、考えていきたいですね。そういう意味では、今後もしばらく続くであろう「ステイホーム」の中で、限られたスペースの中で様々な事ができるよう、多くのチャレンジを行なっていければと思っています。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。


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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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