コンビニのマルチコピー機用アプリの「差」は

普段はほとんど使うことはないのですが、先日どうしても出先でメールで送られてきたPDFファイルを印刷する必要性に迫られたので、スマホにファイルをダウンロードしてから印刷を試みました。その結果、色々と考えさせられる事があったので、もしもの時のためにここで紹介させていただきたいと思います。

デジタルデータのプリントサービスは、国内コンビニ大手ならどこでも行なっています。マルチコピー機をWi-Fiで接続し、スマホ内のファイルをマルチコピー機に飛ばして印刷する仕組みです。ちなみに、ローソンとファミリーマートは同時アプリ「PrintSmash」を使うようになっていて、セブンイレブンは別のアプリ「マルチコピー」を使うようになります。

最初はその時いた場所から一番近かったローソンに向かい、すでにインストールしてあったPrintSmashを操作しながらコンビニに行く前にデータの選択を終え、店内でマルチコピー機とWi-Fiで接続しようとしたところ、アプリの説明にあって画面で案内されている「10_SHARP_WF」のアクセスポイント(このアクセスポイントからスマホ内のファイルをマルチコピー機に送る)がどうしても出てきませんでした。

アプリの説明ではマルチコピー機を操作してWi-Fiを起動するような記載はっきりと書かれていなかったので、その時点で私には、マルチコピー機の方でも操作してWi-Fiを出力するようなことは全く想定外でした。当時、コンビニの中は人の出入りが多かったので、他にマルチコピー機を普通のコピーで使う人がいたらと思うと、コピー機の前でオタオタしているのはあまり良いことではないと思ってしまい、そこで少しマルチコピー機から離れてスマホの操作だけで何とかしようと思って色々やっていたのです(この時点でいくらやってもダメだったのでした)。

その時には常時店内にマルチコピー機から「10_SHARP_WF」のアクセスポイントが飛んでいるとその時は思い込んでいたので、いくらスキャンしてもそのアクセスポイントが出てこないということで、ローソンでの利用は諦め、次に近く同じマルチコピー機が設置されているファミリーマートへと行ったものの結果は同じでした(^^;)。

「PrintSmash」から普通に印刷を利用している方なら、何をやっているんだと思うでしょうが、とにかく印刷をしなくてはという気持ちだけが前に出てしまい、詳しい操作の仕方を確認せずに来てしまった私が悪いのです。その時には、何が悪くて次へ進めないのかということがわからず、仕方なく一番距離的には遠かったセブンイレブンへ行く羽目になりました。

セブンイレブンでの印刷は別の「マルチコピー」というアプリを利用します。その際、店内で慌てないように、お店の外でアプリによるファイルの選択及び設定を行なっていたところ、このセブンイレブンのマルチアプリでは、注意を促す赤色で、マルチコピー機からの操作でWi-Fiを飛ばしてからスマホのWi-Fi接続の設定を行なうようにという注意が最初にありました。

これには大変に安心し、店内に入ると、そのままマルチコピー機の前に陣取り、マルチコピー機からWi-Fi送信の設定をしたらちゃんとマルチコピー機用のアクセスポイントを見付けることができました。ここまで来ればあとは何とかアプリからの手続きはやれます。そうしてスムーズにスマホ内のファイルを飛ばすことができたので、3つのコンビニを回ってやっとデータの出力ができました。

おそらく、この手のことは自分があたふたしてしまっても、多くの買い物客がいるような店舗では店員さんになかなか聞けませんし、自分で何とかできる方がいいわけです。そういう観点から二つのアプリの使いやすさを評価すると、初めてこのアプリを使う人にもわかりやすい説明のあるセブンイレブンのアプリの方が初心者には優しいですね。

ただ今回の経験でローソンやファミリーマートでも何とかデータ印刷をやれる自信は付きました。やはり、いざという時に慌てないように、何もない時に一通りテストしてみることは大事だと思い知った今回の体験でした。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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