ダイソー300円加湿器は設置場所に注意

会食をセーブしたり、外出を控えたり、手洗いや消毒・マスクの着用といった感染症に対する行動というのは十分わかっている中で、冬場の乾燥する時期になり、自宅には今までなかった加湿器の導入を模索していました。

一応寝る前には水に浸してから絞ったタオルをハンガーにかけて、タオルが乾くときに水が蒸発して湿度が上がることを期待するような事はしていたのですが、加湿器があると本体をセットしてスイッチを入れるだけで部屋の湿度を上げてくれるので、やはりこの時期には必要ではないかと思っていたのですが、とりあえずはお試しということで、恐らく一番安い加湿器を購入してみました。

この加湿器は100円ショップのダイソーで売っているもので、一応電動で熱い湯気の出ない超音波加湿方式になっています。ただ単体では使えず、ペットボトルにはめ込んで使うようになっています。たまたま購入した600mlのペットボトルがあったので中に水道水を入れ(フィルターで純水にしたものは雑菌発生の可能性が高くなるので水道水の使用を推奨)、付属のコードに適当にUSBソケットのあるACアダプター(別売りになるのでない場合は購入が必要)をつないでみました。

すると写真のようにすぐに勢いよく湯気が立ってきて、加湿機能が使えることが目でもわかります。広いお部屋を全て加湿するということは難しいとは思いますが、それなりに使えるのではないかというのが使い始めの印象でした。

ちなみに、この製品には物理的なスイッチはなく、コードをACアダプターやモバイルバッテリーにつないでから連続4時間動作し、時間が経過すると自動的に運転を中止します。そのタイミングは、満水にしていたペットボトルの水がまだ吸い上げられるところまでだったので、この製品で推奨されるペットボトルのサイズである300mlのものを無理に用意しなくても、その都度水道からペットボトルに水を補給すれば大き目サイズのボトルでも使えます。

ただ使ってみてわかったこともありました。勢いよく上がる水蒸気ですが、その湯気が下に下がってしまうようだと、床や畳が濡れてしまって、使い続けるうちに傷んでくる可能性があります。ですから、何か水に濡れても大丈夫な台の上に置き、その台には小さなタオルでも敷いておけば、濡れるのはそのタオルだけになり、さらにそのタオルも乾くときに水が蒸発するので、ペットボトルに入れた水を効率よく部屋の加湿に使うことができるようになるのではないでしょうか。

あと、個人的な工夫としてペットボトルに水を注入する際に本体をボトルから外すとどうしても水が垂れてくるので、ペットボトルの下に珪藻土コースターを敷いて水が他のところに垂れないようにしています。また、ボトル自体が濡れてしまった際にもボトルの底の水をコースターが吸い取ってくれるので、万全を期すならここまでやってもいいのではないでしょうか。

さらに、この加湿器はUSB電源で使えるということで、パソコンのUSB端子から繋いで使おうと思っている方もいるかも知れませんが、付属のコードだとパソコンから十分な距離を確保することができず、知らないうちにパソコン本体を濡らして故障の原因になってしまうことも考えられます。できれば同じダイソーでもそうでなくてもいいので、直接パソコンにかからないくらいまで離して使えるくらいのコードを別買いして使う方がいいと思います。車の中でも同様で、防水でないスマホの近くに置いておくと、長時間使う間にしっとりとスマホが濡れてしまう可能性もあるので、運転席からコードを伸ばして後方のドリンクホルダーにセットするなどの配慮が必要になるかも知れませんし、シートが濡れるようだったらその対応についても考えた上で使うのがいいだろうと思います。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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