日本通信IDEOS その19 Wimax内蔵 GALAPAGOS EB-A71GJ-B との連携は?

 先日紹介させていただいた7インチタブレットについて新たな動きがありました。Wimaxのサービスを提供するUQからシャープ社製のガラパゴスが通信サービスとセットで発売されるとのことです。

 普通のタブレット端末でWiFiのみの端末と比べ、高速のインターネットであるWimaxでの通信が使えるだけでなく、他のパソコンやスマートフォンなどと接続を共有できるテザリングにも対応しているというのが最大の特徴となっています。ちなみに、同時に接続できる最大数は7台とのことです。詳しい内容についは発売元であるUQコミュニケーションから案内が出ていますので参考になさってください。

http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201111161.html

 Wimaxが普通に使える地域に住んでいらっしゃる方は、基本はこのタブレットでネット接続を行ない、Ideosと連携する場合は通常はガラパゴスからのテザリングで使い、Wimaxエリア外ではIdeosの方からテザリングで最低限のネット接続を使うようにすれば日々の使い方については問題ないでしょう。しかし、旅に使うとなると問題も出てきます。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111116_491303.html

 まだ実機を見ていないので変更されるか、事前の説明がされていない場合もありますが、上記リンクのAV watchの記事によると、充電にはACアダプターが必要だそうです。これはIdeosと外付けバッテリーを共用しようと思われていた方には当てが外れてしまう感じです。個人的にはこれならば、USB端子からの給電が可能なWimaxルータの方が旅には便利ですね。

 アンドロイド端末というのはさまざま出てはいますが、ものによってはノートパソコンのようにACアダプタで給電しないとだめなものが結構あります。はっきり言ってしまえば、それならばリチウムイオン電池を本体に内蔵しているタブレット端末よりも、バッテリーの予備といつでも交換可能なミニノートパソコンを持ち歩いた方がはるかにましでしょう。車中泊前提の旅ではあっても、できるだけ車のバッテリーに負担をかけないように最小限の充電ですませた方が車には優しいですし、旅に持ち運ぶ端末を選ぶ際にはACアダプタの他にUSB端子からの充電をサポートするかどうかということもしっかり確認しておいた方がいいでしょう。というか、東日本大震災であれだけ停電がらみのトラブルが頻発し、乾電池や太陽光発電でも何とか充電して使用可能な通信機器への需要が高まったように見えたのに、今だにこういった電源周りの新製品を出し続けるメーカーにはがっかりしています。


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