スマホと別にタブレットを購入する場合、果たしてどのサイズがいいのかということで悩んでいる方は少なくないと思います。今のスマホ自体も画面の大きさは5.5インチから6インチというくらい大きなものもあるので、あえて10インチくらい大きい方がいいかとか、7インチ8インチ9インチなどと細かく分かれて販売されていることもあり、単に価格が安いから購入してしまう人もいるかも知れません。
実は私も価格が安いからということでアマゾンでポチったらしばらく放置され、このまま先方のキャンセルで終わるかと思ったものが奇跡的に在庫を確保できたのか2万円を切る価格で7インチでやろうと思えば通話もできるというファーウェイのMediaPad T2 7.0 Proというタブレットを購入したことで今も使っています。自宅には8インチのiPadmini2がありますが、Wi-Fi専用なので自宅内で主に使っています。画面の見やすさと使いやすさから言ったらこちらの方が上という感じですが、最近になってiPadmini2よりもMediaPad T2 7.0 Proの思わぬ効用というものを知りました。
先日紹介した時刻表をスマホやタブレットで見られるアプリがあるのですが、交通新聞社のデジタル時刻表のシリーズは、タブレット用の「pro」とスマホ用の「lite」とに分かれています。前者は更新したデータがあるとそれをいちいちダウンロードしてから出掛けないと外で大容量のデータをダウンロードするはめになりますが、いったんダウンロードして最新のデータにしてしまえばオフラインの状態でも使えるようになっています。それに対し、後者はスマホ用に最適化してある関係上、新たな時刻表データについてはその都度ネットにアクセスしに行くので、電波が来ていない所では使えなくなる可能性があります。
個人的には「Pro」が月980円で「lite」が月360円とかなり安いので、画面の大きなタブレットで「lite」の方が使えたらいいのになと思ってiPadmini2でアプリを探したら、当然というか「lite」は使えないようになっていました。しかし諦めの悪い私は、ファーウェイのタブレットMediaPad T2 7.0 Proでも同じようにアプリを探してみたところ、何と両方のアプリがインストール可能になっているのを発見しました。で、「lite」の方をインストールしたら7インチの画面で時刻表を見ることができて、これはすごいと思ってとりあえず一ヶ月分の利用をすることにしました。
私の場合は、こんなブログを書いている関係もありますが車での旅行が主ではありますが、青春18きっぷの使える期間を中心に電車を使っての旅に出る機会があるので、その時期だけ購入すれば、かなり安いコストで時刻表のデータを旅行中にいつでも見たり活用したりすることができるようになります。
今回、普通列車を使って東京を往復したのですが、帰りはもはや何回も乗り換えたくなかったので、よくある経路検索アプリの目的地にいかに早く着くかという検索は無意味で、東京から静岡に帰るのに、東京からできるだけ長く普通車のグリーン車に乗っていたいという思いの方が強く、東京発では一番長い距離を走る普通車のグリーン車を連結している車両は東京を何時何分に出るかという事を知るのに役立ちました。時間調整におみやげと弁当を買い、帰りのグリーン席で全国有名駅弁をいただきながら帰ることができました。
もちろん大きい画面のスマホに入れてもいいのですが、やはり少しでも画面が大きい方が時刻表の内容は見やすいですし、7インチのタブレットは片手でも何とか持てるので、それなりの機動力も発揮します。
このように、露骨にスマホとタブレットで使えるアプリ使えないアプリがあるという事は他のケースではないかも知れませんが、今後安いコストで時刻表を使いたいと思っている方は、タブレット購入の参考にしてみて下さい。ただ、7インチで通話もできるタブレットなら全で同じように「時刻表lite」をインストールできるようにはならないようで、以前使っていて、今はお風呂用のテレビと化しているドコモタブレットのSH-08Eでは「時刻表pro」の方しか使えないようになっていました。そうなると、なぜMediaPad T2 7.0 Proで「時刻表lite」が使えるのかは謎ですが、今後新しい7インチタブレットで「時刻表lite」が使えるかどうかが、私自身も新しいタブレットを買い替える事になった場合の第一の条件になりそうです。