のり付き付箋紙

車中泊が長期になればなるほど、ゴミを出さない工夫が必要になってきます。一部のガソリンスタンドではゴミの引取りをしてはくれるものの、どう考えてもゴミが出る食品をお土産用途以外で購入することは控えたり、飲み物は買ったその場で水筒に移しかえるよう気を遣っています。以前は観光地めぐりのたびにこれでもかとパンフレットの類をもらってきていたのですが、地元の方々には大変申し訳ないのですが、もらったその場では役に立っても、その場所から離れたとたんに限りなくゴミに近い状況になってしまいます。

旅が終わってから改めてパンフレットを見る機会があるかにもよりますが、どうしても持って帰りたい時でも、パンフレット自体をデジカメで撮影することで用が済んでしまうことも多いので、極力もらわないで済ませてしまう場合が多いです。あえてもらわないとまずいものということになると、限られた範囲が書かれた地図くらいでしょうか。高速道路ではどのサービスエリアにも道路地図が置いてありますが、最近のものは情報誌と一体化しており、地図だけ持っていかないようにと但書まで付いているところがあります。どこでも散乱するゴミ問題を考えた時、こうした配布の仕方についても考えて欲しいところもあります。携帯電話のQRコードから全体の地図は無理にしても、周辺の観光地や食事処のデータを携帯電話に保存できるような事を全国的にやってもらえば、ごみ問題の観点から考えても情報提供者と利用者の双方にメリットが多いのではないかと思います。

といっても、すぐにはこうした状況が改善されることもないので、旅先でパンフレットを含む有益な周辺情報を仕入れた場合、すぐに見られるメモを取っておくことが手っ取り早いと言えます。最近のカーナビでは電話番号を入力するだけでも場所へのルートを示してくれますので、基本的なデータだけでもメモを取っておき、すぐ見られるようにしておけばいろんな状況に対応できます。

写真のメモは、いわゆるポストイットと呼ばれているのり付き付箋紙ですが、正方形のものを選んだのは、多少長い文でも書け、車のダッシュボードに貼り付けておけばいやでも目に入るからです。イベントへ行く場合の時間による交通規制情報や、お店の閉店時間情報など、忘れたくない情報でも常に気を付けて確認することができます。もちろん、普通のメモ帳を使っての機能をすべて否定するわけではなく、そうしたメモと併用する方がいい場合もありますが、車での旅の中でこうした付箋紙が活躍する場面は意外にあるのではないかと思います。運転席から手の届くところに備えておきながら、使っていくうちに更に別の活用の仕方が見付けられればと思っています。


カテゴリー: 車中泊のための道具考 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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