iPad mini2を購入して以来、動画や音楽を利用することが増えたせいもあり、様々な場面で使える外付けのスピーカーを物色していたのですが、先日中古で購入した有線接続のSONY SNS-M50やプリングルズの景品スピーカーに追加するような形で新たにBluetooth接続のスピーカーを買ってしまいました。こちらの方は新品です(^^)。
今回購入したSP-D100の特徴は、AC接続だけでなく単三電池4本で25時間(アルカリ電池の場合でカタログ値です)も連続稼働できることです。音の方はすごくいいというわけでもなく、いわゆるラジカセの音質であると思いますが、接続コードがいらないということで、特に車の中で使うことを想定しています。
私の乗っている車、ホンダフィットは平成18年登録のもので、購入時に付いていたのが当時のカーナビと連動したオーディオになっています。当時は使えたアナログテレビも使えませんし、オーディオにも外部接続端子はありません。この状態でスマートフォンやミュージックプレーヤーの音楽を車で楽しむために、FM電波で飛ばすトランスミッターを導入しているのですが、全国の道を走っていると意外なトラブルに遭います。FM局はカバーする範囲が狭いので、セットしている周波数の近くに地元の放送局があった場合混信を起こします。これは走っていてエリアを外れたら問題は解決するのでいいのですが、困るのが高速道路で渋滞を起こしているような際に近くの車もFMトランスミッターを使っていて音楽を飛ばしている周波数がだぶった場合です。こちらには相手の音が聞こえ、相手には自分の出している音が聞こえてしまうのですからあまり気分のいいものではありません。そんな時はラジオ放送に切り替えてしまうのがセオリーではあるのですが、山間部などではラジオの電波自体が入りにくい場合もあったりして、FMトランスミッターとは別の選択肢で車内で聞けるオーディオはということでBluetoothによる転送システムもあってもいいかなと思ったわけで。
日々持ち歩くにはラジカセサイズはちょっと大変ですが、車の中で使う分には逆に小さいくらいです。コードの呪縛から解放されているので置き場所も自由です。私の車の場合、助手席側のボックスを開いてその中にぴったりとはまることを発見したので、一人で車中泊の場合は、このスピーカーの定位置は写真のところになりそうです(^^)。
このスピーカーは車内に常備することにしたのですが、同時に電池の方も長期保管に強い単三4本セットを2つ用意しました。これで、前もって充電しておかなくてもいいですし、いざという時にはこの電池を別の用途にも使えます。保管用の袋には以前ここでも紹介したユニクロのキルティングバッグを利用したのですが、横幅がぴったりである程度クッション性もあり、さらに電池収納用の小ポケットがファスナー付きであります。使わない時にはこの袋の中に入れてしまっておけば、このスピーカーは走行中だけでなく、車中泊の夜の車内でもいい働きをしてくれると期待しています。
なお、本体には有線で接続できる端子が付いていますが、有線接続の場合は本体前面のボリュームが無効になるようです。やはりこのスピーカーは無線接続で使うのがいいようですね。