アマゾンの非プライム会員利用時の送料無料金額が3,500円からになる事で流れは変わるか

2024年に入ってからも、私たちの生活をしていく中での様々なコストが上がっているように思います。そうした情報をきちんと把握せず、以前からあるネットなどの情報を信じていると、いきなり値上りしたとびっくりしてしまうような事も起きてくるので、少なくとも日常的に使っているサービスについてはその状況をきちんと把握しておく必要は出てくると思います。

そんな中で、アマゾンがネットショップ利用時の「送料無料」についての金額のハードルを2024年3月29日から変えることが発表されました。今までは2,000円以上の買い物であれば、アマゾンが販売する商品であれば(マーケットプレイスは対象外)アマゾンプライム会員でない一般での購入でも送料込みという形で利用できたのですが、3月29日からはその最低金額が3,500円にアップされます。

現状では、ヨドバシカメラのショップは数百円の購入であっても、会員登録に関係なく送料は無料なので、アマゾンと比較して同じくらいの価格であれば購入先を変えるということで対応は可能ですが、もしそのような少額商品の受注がヨドバシに集中したら、さすがに現在と送料について考え直すことも考えられますので、安易に多くの人が流れてしまうと、また状況は変わってしまうように思います。

今まで通り数百円のものでも送料込みで買いたいのであれば、アマゾンプライムへの加入も考えるべきではないでしょうか。私自身は、最初は普通にアマゾンのホームページの方からプライム会員になって利用していたのですが、引っ越しを機に、地元の電力会社が扱っているアマゾンプライム会員プランの方に加入しました。金額面でのめりっとはないのですが、毎月年間のプライム会費を月割で電気料に上乗せして支払い、今年はアマゾンのギフト券という形で年間会費の5,900円分のチケットをもらい、更新時期になったらそのチケットで会費を支払うという形になっています。これだと、アマゾンの方で直接月払いコースにするよりも安く毎月の支払いを均等化できるので、今も続けています。

また、最近ではモバイル通信のpovo2.0でもアマゾンプライム会員の3ヶ月分の権利付きのデータトッピングを行なっています。この辺は好き嫌いが分かれるかと思いますが、通年ずっと会員にならずに、プライム会員のみ事前セールなどで安く自分の欲しい商品が販売される時だけそうしたプランを使って入れば、商品の価格を気にせずに定められた期間に集中して買い物をするような賢いネットショッピングも可能でしょう。

ただ、今回のアマゾンの決定というのは、さすがに今まで通りでは配送を仕事として行なっている方々の賃金に影響が出る(2024年問題などあるので)ということもあり、このような送料込みの価格の引き上げを行なったと思われます。非会員のままで少額な物をどうしても買わなければならない時には送料を支払うようにするか(1個につき410~450円)、最初からサブスクの金額を払って送料込みで利用するかというのは、まずはアマゾンの注文履歴から一年間にどのくらい利用しているのかを確認して決めるようにするのが良いでしょう。

ちなみに私は基本的にアマゾンで購入することが多いですが、最近では事前にアマゾンの最安値と楽天・ヤフー・ヨドバシくらいは価格の比較を送料込みの値段で行なうようにしています。ポイントはあくまでも「おまけ」と考え、あくまで支払い金額で比較することが多いですが、アマゾンは数百円のものもプライムマークがあれば送料込みなので、通常価格より下がって2000円より下がるものがあれば、積極的にアマゾンで購入することは多いです。逆に余裕で3,500円を超えるものについては、アマゾンではそこまでポイントが付かないものが多いので、ポイントの付く別業者の方を利用することも結構増えています。アマゾンプライムは単に送料無料だけの特典でもなく、動画やクラウドの支給など魅力的な特典もありますので、そうした付加価値についても考えた上で、自分のネットショッピングにアマゾンが合うのかということを、この際再点検することも有りだと思います。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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