宅配荷物の再配達について郵便局が他社と違うことは「不在票」ありきということ

ネットニュースを見ていたら、郵便局の方が荷物や書留などを不在時に持ち戻る際、不在票を残していくのですが、この不在票を無くしてしまった人のルポが目に入りました。私は、現在郵便局を含めた宅配業者については、ヤマト運輸と佐川急便の無料登録会員になって、荷物を受け取る場合のロスをできるだけ少なくしています。

ヤマト運輸からの受取りについては、自分の登録住所に荷物が発送された場合、メールやアプリ、LINEに連携されていればLINEでの通知が事前に来るようになっています。佐川でもメールで事前通知される仕組みがあります。ネット通販で物を買うような場合には、宅配業者の方のデータベースに記載される前に、購入業者の方から荷物の追跡番号が案内されることが多いので、ヤマトや佐川と郵便局の間の差というものはないのですが、今後お中元で荷物が来たりすることもあるので、その場合には差が出てきます。

というのも、例えばヤマトならクロネコメンバーズに登録していれば、配達前に誰から荷物が送られてくるかというのは会員登録してアプリを使ったりメールやLINEでの通知ができるように事前にしていれば、スマホの中に勝手にそうした通知があるのですが、郵便局の場合(荷物だけでなく書留などの追跡番号のある手紙も)は、ウェブやLINEから追跡することはできるものの、追跡番号は事前に送ってくれる人がこちらに知らせてくれない限り、不在票が入らないとわからないのです。

ですから、自分がゆうパックや、550円である程度のものが送れてしまうレターパックプラスを送る場合には、早めに追跡番号をメールやLINEで送ることにしています。ネットニュースで見たケースでは、たまたま役所からの書留であったことから、不在票がなくてもその手紙を探してもらうことができたようですが、全く宛先を思い出せないような場合には、直接郵便局に出向く場合には、追跡番号がない分、時間がかかることを覚悟しなければならないでしょう。追跡番号さえあれば、直接郵便局で聞かなくてもネットやLINE上から再配達の指示ができるので、直接郵便局に行けない場合には、再々配達でもう一回配達されるのを待つしかないような状況にもなってしまいます。

逆に言うと、荷物だけでなく書留のような手紙についても配達を行なっている郵便局の場合、事前にメールやLINEで配達前にお知らせをもらえるようなシステムが整っていないということになります。ですから、不在票をもらった場合には失くさないようにするのはもちろん大事ですが、不在票を見たらスマホを使って、LINEからでも追跡番号を打ち込んでスマホ内に追跡番号のデータを残し、さらにスマホから再配達や別場所での受け取りをとっとと申し込んでしまうようにした方が、もし万が一、不在票を失くしたりしても、追跡番号はスマホの中に残っているので、スムーズに探してもらえると思います。

荷物を受け取る場合には自分で配送業者を選ぶことはできませんし、手紙の場合はそもそも他社はサービスがありませんので、システムに不満を感じていても、そうしたユーザー側の対策を取っておくことで、大きなトラブルを防ぐことができます。もし自宅のポストに各社の不在票を見掛けたら、通常のDMなどの束とは別にして置く場所を確保することも良い対策になると思います。細かいことですが、同じ流通業といっても、ヤマトや佐川と郵便局の仕組みは違うということは覚えておきましょう。


カテゴリー: ノンジャンルコラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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