新型コロナウイルスワクチンをかかりつけ医で受けていて気が付いたこと

昨日、ようやく新型コロナワクチンの一回目の接種を受けることができました。二回目の接種は三週間後の予定ではありますが、政府が市町村に支給するワクチン供給の具合によっては本当に打てるかどうかわからないので、あまり浮足立つことなく過ごしていきたいと思っています。

私が打ったのは大規模接種会場ではなく、いわゆるかかりつけ医の個人病院でした。事前に2回の接種を済ませた私の親の場合はかかりつけ医での接種を希望したものの予約を取ることができず、大規模接種会場になりましたが、これから予約を考えている方のために、今回の接種について書いてみようと思います。果たしてどちらの方がその人に合っているかということの参考になればと思います。

まず、大規模接種会場の場合、会場に来る人は全て接種をしにくる人だけなので、時間が決まっている場合、並んだ順に打った後は15分くらいの休憩をして終了になりますが、かかりつけ医の場合だと通常の診療との合間に行なうので、他にどんな人が受診してくるのかにもよって、打つ時間を読むことは難しくなります。

さらに、時間帯によっては発熱している方がやってくる場合もあります。ちなみに、私の予約した時間の一時間後からその医院では「発熱外来」を設けていて、受付に発熱外来に来た人が少し早く入ってきたため、同じ空間にコロナウイルス感染が疑われる人と一瞬ですが一緒になってしまいました。その時は受付からかなり離れていましたし、受付では患者同士の接触を避けるため、看護師の方が、車の中で時間まで待機してくれと言い、発熱していると思われる方と同席した時間はほんのわずかでしたが、こうした事例というのは十分に考えられるわけですので、気にする方は対策が必要です。

こういった事にならないように、もしかかりつけ医での接種を希望している方については、まだ具体的に予約をしていないうちに、自分のかかりつけ医ではどんなスケジュールで業務が行なわれているかを調べておくことも必要かも知れません。発熱外来が行なわれていない(もしそうした患者さんが来院しようとしても基本的には入れないようにしている)日に予約ができるようにあらかじめスケジュールを考えておくことも一つの考え方です。

私自身は看護師さんに呼ばれるまで待ち、呼ばれた後に診察室ですぐに接種しました。左右どちらの腕にするかを聞かれましたが、一応効き腕でない方にするのが一般的ではないかと思います。当日はお風呂に入るのは大丈夫と言われ、ちょっとチクっとしたくらいでかなりあっけなく接種は終了しましたが、多少打った方の腕が重く感じたりするようなことはあったものの、体温も平熱をキープしており、今この文章を両手打ちで書けていることもあり、生活に影響が出るほどの副反応は第一回目の接種ということもあってか、なかったのはほっとしました。ただ、全ての事が終わって自宅に帰ってくるまで、予定された時間より前に受付をしたにも関わらず、結局1時間くらいかかってしまったので、スケジュールが詰まっている場合には他の用事に影響を与えるようなケースも考えられます。

まだ当日の段階で副反応は大丈夫だと言い切るのは時期尚早という気もしますが、かかりつけ医で打つ場合は副反応への対応も自分の事を知っている先生や看護師の方に見てもらえる安心感は確かにあります。ただ、会社勤めなどで夜しか接種の時間を持てないような場合には大規模接種会場を利用した方が予約は取りやすくなりますし、スケジュール的なことを考えなくて済むようになります。まだ接種をされていない方は、それぞれの接種会場を選んだ場合のメリットデメリットを考えながら打つ場所を決めるのが良いと思います。

恐らく来年以降には、国産のワクチンも登場することでもっと予防接種がしやすくなると思いますし、状況によっては学校や職場で感染の心配をすることなく打つことができるようになるのではないかと思います。まだまだ我慢の日々が続くとは思いますが、今年は常に最新の情報を入れながらかからないための工夫をしていきたいと思います。私もそうでしたが、なかなかワクチン接種ができなくても焦ることなく、長丁場の感染対策が必要であることを考えながら過ごしていきたいものです。


カテゴリー: 防災コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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