楽天モバイルとUQモバイルを併用してみて お互いのウィークポイントをうまく補完するために

2021年5月から、ついに私の契約している楽天モバイルが通常料金になります。ちなみに、昨日(5/15)までの楽天回線の利用データ量は55GBといったところで、余裕で月100GBを使うペースになっていて税込3,278円の支払いがすでに決定的になっています。

これだけ使っているのは、楽天回線のSIMをモバイルルーターに入れて自宅用のネット回線として使い、さらに自宅のテレビとつなげてTVerやYouTube、アマゾンプライムビデオなどの動画コンテンツを見続けているためなのですが、時間によってはやはりストリーミングが止まってしまうようになるのは変わっていません。

さらに、テレビで動画を見ている時に楽天回線がつながったWi-Fiルーターに繋げたスマホ・パソコン・タブレットを同時利用すると、回線に負荷がかかる状況もあります。そこで活用しているとが、スマホにSIMを入れて使っているUQモバイルのくりこしプランMです。このプランは高速クーポンもあるものの、低速でも1Mbpsくらいで常時使えるので、自宅でもあえて楽天回線にはスマホで繋がずに、UQモバイルの回線で同時利用したり、スマホからテザリングしてタブレットを使うようにするなど工夫しています。

ちなみに、くりこしプランMは税込2,728円ですので合わせると約6,000円くらいになりますが、いざという時にUQモバイル回線を自宅用の回線に変更できる自由があり、さらに外でも最大1Mbpsでならスマホで全く無制限に使えることを考えると、多少不便な事はあるにしても、楽天回線の安定性が出てくるまではこの組合せが最強ではないかと思います。

あと、今月からはパートナー回線につなげても楽天回線で使っても、使った量だけで料金が決まるという仕組みになっているので、パートナー回線の高速/低速切り替えスイッチを常に高速にして使っていたのですが、月半ばにしていつの間にかパートナー回線の5GBを使い切ってしまっていました。

これは、まだ楽天回線が不安定で、電波強度の関係でauのパートナー回線につなぎに行ってしまう事がまだ続いていて、私の住む静岡市内ではまだパートナー回線が切られていないということなのですが、電波の状態が悪くても楽天回線ならパートナー回線に制限がかかる最大1Mbpsより早くネットを利用できるので、いっそのこと自宅周りはau回線が使えなくなってもいいかなという風には思っています。

明らかに楽天回線のスピードが落ちた時には(パートナー回線に自動的に変更してしまった場合を含む)、モバイルルーターの再起動をすることで何とかもち直しますので、多少の不便は頭の中で納得して、工事のいらないモバイル回線での運用は今後も続けていくつもりです。

5Gについてはまだ全然というところです。本当なら東京オリンピックに合わせる形で関東地方から5Gのエリアが急速に広がっていくはずだったのですが、一応政府ではオリンピックを開催すると発表しているものの、観光客が外国からは来ないので5Gの利用範囲はまだ広がらないのではないかと思っています。もう少し待って、楽天のホームルーターでもモバイルルーターでも自宅でそれなりに使えるようになれば、今より使い勝手はUPすることでしょうが、全国をウロウロする場合にはやはり安定したエリアでのスピードが速いUQモバイルは手放せないような気はします。楽天モバイルのエリアが広がり、政府からプラチナバンドが割り当てられれば状況は変わるかも知れませんが、それはその時になったら考えることにしましょう。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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楽天モバイルとUQモバイルを併用してみて お互いのウィークポイントをうまく補完するために」への2件のフィードバック

  1. ケータイオタク

    自宅は一応楽天モバイルエリアなのですが、すぐにパートナー回線につながってしまいます。有料化なら解約しようと思っていましたが0円スタートになったのでSMSが無料と言う事で継続しています。
    6月14日のiOS版の仕様変更が気になります。
    従来海外での着信はiOSもrakutennLinkで対応したのですが、それが相手がrakutenLinkで無いと標準アプリで対応するようになると言う事です。その為海外での着信はその国への国際電話の通話料を負担する事になる。
    android版は従来通りのようですが。今後同じ様式になると海外での魅力が無くなってしまう。
    何故このような変更がなされるのか。アップルが自社アプリ以外での通話利用を嫌がっているだけならまだ良いのですが。

  2. てら 投稿作成者

    ケータイオタクさん コメントありがとうございました。

    パートナーエリアの問題は、楽天の方でも回線を借りていれば経費がかかるばかりなので次第に少なくなっていくでしょうが、そこでうまく楽天回線にバトンタッチすることがまずは楽天モバイルの課題でしょう。

    海外でのrakuten linkの挙動については海外に行くことが難しい現在はそこまで問題にはなっていませんが、海外で電話を受けると料金がかかる可能性があるというのは重大な問題なので、何とか楽天モバイルの方で対応してもらえるように、継続して声を挙げていくことが大切だと思います。

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