ソロ用でも何でもできる調理器具セット 調理器具編 メスティンは食器に?

今回、ダイソーのメスティンを500円で購入したことから始まった今回のソロ調理セットの取り組みなのですが、メスティンのようなクッカーの場合には自動炊飯の際、中の水がクッカーの側面を伝わって下に流れ落ちる構造になっているので、吹きこぼれた後の対応が大変なのがネックです。さらに小ぶりなダイソーのメスティンと少し大き目なトランギアのメスティンの組み合わせではどうしても作ることのできるものが限られてきます。

そこで、ある意味ソロのクッカーとしては最強の呼び声の高いユニフレームの「山クッカー角型3」を今回のセットに導入してみました。このセットはアルミ製で、大小の鍋(大きさ的にはレギュラーとラージメスティンの組み合わせに近い)の他にノンスティック加工されたフライパンが付いているので、ほとんど何の調理もこなせるようになります。

この鍋の場合、蓋が外側でなく内側に入るような構造になっているので、メスティンのように吹きこぼれると外側からダダ漏れになるのに対し、吹きこぼれはまずは上に上がり、ある程度は鍋の上部で粘ることができるようになります。ソロの場合は小さい方の鍋を使って炊飯(一合用で大きい方は二合用)のメインにするのがいいと思います。

さらに大きな鍋は市販のインスタントラーメン(袋麺)が割らずにそのまま入るので、ラーメンだけというような場合でも容易に調理できます。焼き物の場合もフライパンが付いているので便利ですし、そう考えるとメスティンはほぼ食器として使い、その代わりシェラカップ類はこのセットには入れないという風に思い切ることができます。

ただ、先日ST-310用のグッズを購入した際に、トランギアのレギュラーサイズのメスティンにすっぽり入る足の付いた網を買ったので、これを使うためにはレギュラーのメスティンを使うことになるでしょう。網が浸らないくらいまで水を入れて火にかけ蓋をすると、様々なものをふかすことができます。具体的にはシュウマイや肉まん、そして旅先で買ったまんじゅうをふかすこともできるようになります。真空パックのシュウマイあたりはご飯のおかずとしても重宝するので、非常用食料としてストックしておいて、災害の際にこのセットで調理していただくのもいいだろうと思います。

今回の内容を書くにあたり、これだけというようなミニマム構成のセットということでは考えていなかったので、あえて大き目な角形クッカーセットを入れることで、かなり調理の自由度が上がった印象です。また、収納する際にはどちらも角型クッカーなので、バッグに隙間なくきっちり収まり、他のものも入れやすくなります。

なお、この角型クッカーはケトル代わりとしてもメスティンより使い易く、お湯を沸かす場合には大小の鍋を使い分ければ、必要な分のお湯を沸かし、それをボトルに入れたりカップ麺に注いだりすることも簡単にできます。当初はわざわざ大きな角型クッカーをこのセットに入れようか迷っていたのですが、特に防災用品として考えるなら様々な応用が効くので、外さないで持って行った方が良いと思います。ミニマムグッズとしてメスティンとポケットストーブを用意されている方も、ポケットストーブに合わせるクッカーを角型クッカー小だけにするという選択肢もあります。メスティン命という方も、是非機会があったら角型クッカーの使い易さを試していただければと思います。

ただし、以下のリンクで紹介するAmazonの商品ページでは、メーカーの材庫がない場合税込定価の7,500円(2020年11月現在)より高い価格が付いている場合、アマゾン本家ではなく、いわゆる「転売ヤー」が出品している可能性が高いので、購入には十分注意して下さい。

☆一連の内容についてリンクを付けておきますので、まとめてこの内容を読みたい方はご利用下さい。

ソロ用でも何でもできる調理器具セット バーナー編1 ST-310
ソロ用でも何でもできる調理器具セット バーナー編2 ポケットストーブ2態
ソロ用でも何でもできる調理器具セット 調理器具編 メスティンは食器に?
ソロ用でも何でもできる調理器具セット 嗜好編 焼き物とコーヒー用のグッズ


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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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