今年の年賀状印刷を考えたプリンター選び

まだ夏が終わったばかりとは言うものの、つい気にかかってしまうのが来年の年賀状をどうするか? ということです。今までは昔に購入したブラザーのプリンタを無理やり動かして使っていたのですが、先日ついにインクが出なくなるトラブルが発生し、プリンタ本体とインクを廃棄しました。

プリンタは私が知らないうちに劇的に変わっており、今まで私自身もこのブログ上で批判してきた「高級ワインより高い」という専用ですぐ交換が必要になるインクの量しか入っていないカートリッジしかなかったのが、いわゆる「大容量インクタンク」を売りにしたインクジェットプリンタが大手のメーカーから出てきています。ただ、その場合今までのようにインクで大きな利益を挙げるというビジネスモデルは通用しないので、若干プリンタ本体の価格は高めです。

考え方としては、年賀状しか印刷しないなら、長く使わなくてもインクが詰まることのないコピー機と同じ仕組みのカラーレーザープリンターを新たに導入するというパターンもありますが、大容量インクタンク自体はそれほど高くはありません。インクジェットプリンターのヘッドの目詰まりを防ぐためにクリーニングを頻繁に行ない(プリンターのクリーニング機能はインクをそれなりに消費します)少しでもマメに印刷をしていれば、あえて互換インクを使わない方が本体の寿命を伸ばしつつコスト的にも安く使える(互換インクを使用していての故障は保証の対象にならない場合があります)という考え方もあります。そして本体の保証期間が切れた時期を見計らって互換インクにすれば純正の半額くらいのコストで利用できるのですが、大容量インクのプリンターを使う場合、私の使い方だと保証期間があるうちはインクを買い足すことは考えなくても良さそうなので、本体が長い間故障しなければ、コスト的には一番安いだろうと思います。

少し前には大量に印刷するならレーザーの方がコストが安くなるということも言われていましたが、大容量インクタンク搭載のプリンターが一般化してきたことで、ビジネスの現場でもインクジェットプリンターを使っているところも少なくないでしょう。

そう考えると、大容量インクタンクが使えるプリンターの方が自分には合うのかなあと思うのですが、果たしてどのくらい長く使い続けられるかというのは、単純にインクコストだけの問題ではなく、ヘッドクリーニングで使ったインクを貯めておく「廃インクタンク」がいっぱいになると自分での交換ができずに印刷もできなくなります。そうしたトラブルが起こったとき、多くの場合メーカーに本体を送ってまで使い続けようと思う人は少ないので、そこでプリンタ本体の寿命になることが多いということもあります。

ただ、家庭用のインクジェットプリンターの中には、自分で交換できる保守パーツとして「廃インクタンク」を用意している製品もあります。まさにそこまで自分で何とかなれば鬼に金棒ですが、しかし、年賀状の印刷を中心に使っているユーザーが廃インクタンクがいっぱいになるほどインクを本体が壊れる前に使うだろうか? という事もあります(^^;)。実際廃棄したプリンターも廃インクタンクのトラブルではありませんでした。

コストと手に入れやすさで考えると、もう一つの考え方もあるにはあります。年賀状印刷直前に安いプリンターを購入し(一年目はぷりんたーの購入こすとだけで印刷可能)、インクは100円ショップで売っているものが使えるものを選べば、あとは本体がだめになるまで使い、壊れたら買い替えるというものです。ただ、コスト的には安くなるものの、その分廃棄物を多く出すようにはしたくないので、あまりにも安すぎるプリンターはこの方法を選んでも購入には慎重になるでしょう。

今回はまだ具体的にメーカーや機種を絞り込んではいないので、具体的な製品名までは出しません。そのくらい、現在あまりにも現状のプリンタ動向について調べていなかったのです。そんなわけでまだ私のプリンタ選びはスタートラインに立ったばかりですが、年末までには購入するつもりでじっくりと腰を据えてメーカーと機種選びをしていきたいと思っています。


カテゴリー: その他のハード | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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