セリアの「シーズニングボトル」は見つけたらラッキー

ここのところ100円ショップネタが続きますが、今回は100円ショップで買えるボトルの中ではかなりコストパフォーマンスが良いと思えるものです。

写真がその「シーズニングボトル」(左が125ml 右が60mlの2種類)で、このボトル形状でどこかの有名なボトルを思い出される方はもうこのボトルの価値がおわかりかと思います。アウトドア用品として多くの人に使われている「ナルゲンボトル」の同じ容量のシリーズとそっくりで質感もまさにナルゲンボトルそのものなのです。

パッケージには「液体調味料を入れても漏れない」と書かれていますが、この特徴がナルゲンボトルの特徴と一致し、同じようなゴムパッキンのないキャップになっています。側面にギザギザが付いたフタはまるでナルゲンボトルのものと見紛うようです。

ちなみに、手持ちのナルゲンボトルと並べてみました。上の写真は同じ125mlながらナルゲンボトルの方は角形ですが、ナルゲンボトルの方は二千円弱と結構高いのです。先に私は角形を買ってしまったので、セリアのものと同じような丸形のボトルまでは買わかなかったのですが、今回ははからずもこのようなボトルを100円+税という驚くべき価格で入手できてしまったのには100円ショップもここまで来たかという感じですね。

さらに、ナルゲンボトルとしてもう一つ持っていた30mlのボトルとセリアのシーズニングボトル60mlと並べてみました。ちなみにナルゲンの60mlボトルは300円ちょっとぐらいですが、何とこの2つのボトルのキャップは共通で使えるようで、さらに角形125mlのキャップとしても合います。

ただ、安さの理由というのもあって、セリアのシーズニングボトル本体の耐熱温度は-20℃~70℃ですが、ナルゲンボトルは本体が-100℃~120℃と熱湯を入れても大丈夫です。キャップの耐熱温度はシーズニングボトルの方には個別の記載がありませんでしたが(ナルゲンボトルのキャップは0℃~120℃)、本体と同じかそれ以下の耐熱温度と考えるのがセオリーなので、キャップをナルゲンとセリアで混在させてしまうと、思わぬトラブルになる可能性はあるのですが、セリアの方でもキャップを取って冷凍庫に入れれば中味を凍らせてもまず大丈夫ですし、文字通り調味料入れとして使えば、キャップの形状はほとんどナルゲンと変わらず、多少ひっくり返したくらいでは液体が漏れないだけのクオリティがありますので、お出掛けの際に何か調味料だったりコーヒー・お茶を入れて持って行くような用途としては十分すぎるほどの使い勝手があると思います。

100円ショップでは最近は100円の品だけでなく最大500円くらいまでの商品が売っていて、ボトルについても保温ボトルまで売っているところがありますが、やはり品質を考えると、水筒として使うなら保温ありなら「象印」「タイガー魔法瓶」「THERMOS」の中から選んだ方が無難だと思いますし、プラボトルなら100円ショップよりナルゲンボトルを選んだ方が結局は長く使えるのでお金を無駄にしないということがあったとですが、今回の「シーズニングボトル」は、かなりしっかりした作りになっていますので、特に125mlタイプのボトルについては、1~2名で外でお茶会をやる時の、インスタントコーヒーやコーヒー豆携行用にはもってこいだと思っているのですが、それとは別に昨年から流行っている容量120mlの「POKETLE」を始めとしたミニサイズ保温ボトルの代わりとしても使えるのではないかと思います。人によっては熱いものや冷たいものより、常温の水を持ち歩く方が胃に優しいと思いますし、何よりサイズが小さく漏れの心配が少ないということで(きちんとキャップが閉まっているか十分確認して下さい)、ここで紹介した以外にも様々な使い方が考えられるので、店頭から消える前に確保しておくことをおすすめします(^^)。

(追記)

このボトルに水を入れて持ち運ぶ場合、ちょっと見てくれが悪いと気になったので(^^;)、さらに100円ショップグッズを利用してみました。

本来は椅子やテーブルがフローリングの床を傷つけないように、足先に付けるカバーなのですが、これが125mlのシーズニングボトルにぴったりはまります。

まさに、あつらえたように本体だけの無骨な形状をカバーできたのではないでしょうか。手のひらにすっぽり収まって、薬を飲むくらいの水を持ち運べ、パッキンがなくても漏れの心配が少ないということです。小さなお子さん用のミニ水筒としてもこれなら使えるのではないでしょうか。


カテゴリー: ボトルに関する話 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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