車中泊徒然草+

高画質テレビの今後と自分がテレビ関連機器に望むもの

懸案だった自宅のテレビは、以前不具合を起こした箇所と全く同じ基板の不良ということで、前回修理に来てくれたメーカーの修理担当の方が持ってきてくれた基板と交換したらウソのように正常に映るようになってほっとしました(^^)。

テレビの世界では2020年の東京オリンピックを目指して8Kというテレビの試験放送が始まるそうですが、その前世代の4Kテレビすらそれほど普及していない状況の中で、次に買い換えるとしたらどんなテレビになってしまうのか、ちょっと心配になってきました。

ちなみに、今回修理したテレビは日立のWoooというブランドのもので、一つの大きな特徴があります。というのも、普通の方がテレビ録画するとしたらDVDやブルーレイディスクに録画すると思いますが、日立のテレビには内蔵HDDだけでなくカートリッジ式のハードディスクであるiVDR-S規格用のスロットがあり、内蔵HDDに録画した番組をiVDR-Sにダビングして、再生できるプレーヤーがあればどのメーカーのテレビでも見ることができます。

現在のテレビでも外付HDDがあれば番組の録画はできますが、そのHDDを録画した以外のテレビに繋げても中に入っている番組を見ることはできず、改めてブルーレイディスクなどにダビングする必要があります。ディスクの場合ちょっとでも傷が付くと再生不能になってしまうので、取り扱いが簡単なiVDR-Sの方に番組を録リためているのが現状です。

今後、iVDR-Sスロットのあるテレビが無くなってしまった時のために、iVDR-Sスロットのあるレコーダーを別買いして使うしかなくなってしまうかも知れませんが、そうなれば単一チューナーの安いものでも十分なので、それはそれでいいかという感じになるかも知れません。ちなみに、現行のiVDR-Sスロットのあるレコーダーは以下のようなものです。

個人的にはテレビの画質という意味では現在の画質(フルハイビジョン)でも十分で、今回のテレビトラブルで使わざるを得なかった7インチから10インチ程度のタブレットでもパーソナルユースなら十分な視聴環境を保つことができることが改めてわかりました。今後、私がテレビの機能としてあればいいのは決して高画質化ではなく、インターネットを使った機能の充実です。

というのも、すでに「エリアフリーTV Plus SB-TV06-WRIP」を導入しているので実現できている部分も多いのですが、日本国内にいればいつでも録画予約ができ、そうして録画したテレビ番組の中で自分が選んだ番組をクラウドに自動的にアップロードさせ、モバイルの厳しい通信環境でも見られるようになれば、長期の旅行に出たとしても出先でまでテレビ番組を見たいと思わなくても、時間に余裕のある時にでも見られるようになれて便利なような気がするので、そうした仕組みが実現してくれると嬉しいですが。

現在のワンセグやフルセグの見られるスマホやタブレットでは山の中など電波が届きにくい場所や、走行しながらでは自宅のように安定した画質で見られないだけでなく放送自体が見られなくなることがたびたびあります。テレビを見るために旅の行程を変えるというのも一つの方法ではありますが、テレビ好きでも旅行中は旅行を楽しみたいという方は私だけではなく他にもいると思いますので、今後もテレビをどのように録画してどのように見るかということを考えたハードに注目していきたいと思っています。

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