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単三電池が使える電池アダプターは「単三→単一」を2つ用意しよう

普段の生活の中では100円ショップででも入手が可能なものでも、いざ大きな災害の後ではたちまち入手が難しくなるというのは良くあることです。今回問題にしたいのは、長期停電になりライフラインが失なわれた場合にどうするかということを考えて、用意しておきたいものについての話です。

写真は、それこそ日本全国でどこでも見付けることができる単三電池を単一電池用の器具でも使えるようにするアダプターです。私は現在電池で使える機具はそのほとんどを単三型の充電池であるエネループで使えるように、単三→単二、単三→単一のアダプターを常に使っているのですが、今回はこのアダプターを2つ用意しておき、普段使いの電池は基本的に単三を用意しておくことをおすすめします。なぜなら、単一電池を2個常に備えている家庭というのは少ないと思いますし、ライフラインが途絶えても唯一使えるエネルギーであるプロパンガスを使う場合に、単一電池を2本使う可能性があるからです。

この写真は一般的な家庭にあるプロパンガス用のガステーブルですが、このタイプのものはほとんど点火用に単一電池を2本使用します。自宅でプロパンガスを使っている場合、配管に問題がなければ、ガスさえ残っていれば停電中でもガスは使えるわけですが、もし電池が消耗してしまっていれば安全に点火させることができなくなってしまいます。

そして、プロパンガスと同じように電力がなくても付けて部屋を暖めることができる灯油のストープについても、点火させるために単一電池を2本使っているものがほとんどです。これも電池が残っていなければ全く点火できないわけで、マッチやライターを使わずに点火するためには単一が2本使えるような用意が必要になってくるわけです。ちなみに、我が家では灯油用の電動ポンプも単一電池2本で動くので、もし使おうと思って電池切れが発覚した時には、単三電池だけはあるので、いざという時には相当役に立つのではないかと思っています。

このようなアダプター経由というのはあくまで新品の単一電池を入手できるまでの繋ぎに過ぎませんが、いざという時のために持っているかどうかでかなり違ってくるでしょう。家のキッチンがプロパンガスを使っていなかったり、他にも単一電池を使うものを一つも持っていないというなら必要のない話かも知れませんが、ここで紹介したように、意外と単一電池を使っていて普段からお世話になっている製品というものはあるものです。気になる方はすでに入れ替え中の家電の中をチェックし、お宅では単一電池は本当に必要ないかどうかを確認しておくことをおすすめします。

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