車中泊徒然草+

スマホ乗り換えの落とし穴は「おサイフケータイ」以外にもあり

車に乗っている中で常には使わないものの、いざという時にお世話になることがあるのが各種ロードサービスではないでしょうか。このブログでは早いうちから指摘してきました「スペアタイアのない車」の問題について、付属する「パンク修理キット」は空気を入れつつ修理剤をタイヤの中に入れることで応急処置をすることで、一昔前の「ジャッキアップ」→「スペアタイヤ交換」とは違う問題が生まれつつあります。

まず第一の問題は、修理剤が効かない大きな傷やバーストしてしまった場合は、そもそもパンク修理キットが使い物にならず、ロードサービスを呼んでレッカー移動が必要になるということです。さらに、あくまで応急処置なので修理をして空気が一時は入っても長距離の運転まではサポートされていません。

さらに、パンク修理キット自体が古くなっていて満足な性能のない状態のものを携行している可能性もあります。特に中古でスペアタイヤのない車を購入した場合は、修理剤の状況によっては使えないケースも出るかも知れないので、修理剤を新たに購入することも必要になってきます。どちらにしても、こうした修理はあくまで応急処置に過ぎないので、最初からロードサービスを呼んで直接タイヤ屋さんに掛け込む方が修理費用は抑えられる傾向にあるのではないかと思います(一度パンク修理キットを使った修理を行なうと、タイヤ交換を伴わない修理においてはタイヤ内部の洗浄という余分な手間がかかってしまうので)。

さて、そんなロードサービスですが皆さんはどの業者に加入されているでしょうか。最近では自動車保険のサービスの一つとしてロードサービスがあるものが多いですが、困るのが現場で自動車保険の保険証だったりロードサービスの会員カードをすぐに提示することができるかということでしょう。

私は原付バイクも利用しているので、車とバイクのロードサービスを行なってくれるJAFに長年入っているのですが、実はJAFの会員サービスの一つのポイントとして、スマホ用のアプリとしての「デジタル会員証」があり、もし不幸にも会員証を忘れてしまっても、スマホのアプリを起動することで会員の確認が可能なことがあります。しかし、昨日改めてその機能を新しいスマホで使おうとしてちょっとうまくいかなかったので、今回はその内容について紹介します。

実はJAFの「デジタル会員証」アプリは以前のスマホにも入れていたのですが、アプリを入れていたことをすっかり忘れていて、スマホが変わった時には必ず行なうおサイフケータイを中心としたデータ引継ぎ作業をしたにも関わらず、JAFの会員情報だけはそのままになってしまっていたのでした。

昨日は今使っているスマホに改めて「デジタル会員証」アプリを入れて登録しようと思ったのですが、事前用意した会員番号とパスワードを入れれば起動するはずが、以前に使っていたスマホに登録情報が残ってしまっているので起動できないというエラーメッセージが出てきてしまいました。以前のスマホは一旦リセットして、その時にアプリも消していることから、まさかこの時点でひっかかってしまうとは思いませんでした。

幸いなことに、現在もそのスマホは併用して使っているので、改めて会員証アプリを入れてログインした後で改めて情報を消すところまで行ない、新しいスマホのアプリに会員番号とパスワードを入れたら、無事に新しいスマホにJAF会員証を表示することが可能になりました。

JAFの会員特典は、意外と多くの施設で行なわれていて、会員証を持っていてもすぐに出てこなくて特典を放棄することもあるのですが、これならスマホさえ取り出せて見せることができれば細かい特典でも得ることができ、さらにスマホの特性として自分の位置情報からどこで特典を得られる場所を検索できたりもするので、こまめにサービスをゲットすることで、年会費の足しになることもあるでしょう。すでにこのアプリをスマホに入れている人については、私と同じ失敗をしないように、スマホを機種変更される場合には会員証アプリについてもきちんと移行させるようにしましょう。

モバイルバージョンを終了