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「LINE MOBILE」でLINEがMVNOに参戦する?

2016年の夏あたりから、あの「LINE」がデータ通信専用のSIMカードを販売する方向でいるという事がわかりました。名称は「LINE MOBILE」ということで新たなMVNOの流れになりそうです。

料金は月額500円からということですが、何のサービスが500円なのかはまだはっきりしたものが出てきていません。ただ、こういう形でのサービスになるということだけは発表されています。具体的には、LINEによるコミュニケーション機能を使う場合は速度制限を使わないというのが特徴で、それをそのまま信じた場合、ユーザー同士の音声通話はもちろん、ビデオ電話もできる可能性が高いということになります。

これは、LINEを中心に家族や知り合いとの連絡を取っている人なら、仲間うちでは全てこの「LINE MOBILE」に揃えるとメリットが出そうです。さらに、FacebookやTwitterについても速度制限なしに利用できるような形にすることがアナウンスされています。

LINE自体のサービスとして音楽のストリーミングでの聞紀放題サービスの「LINE MUSIC」がありますが、こちろの方もサービスの連携が用意される予定なのだとか。音楽のストリーミングサービスで思い出すのが、「U-mobile」でジャンルや特定のミュージシャンの曲を流し続ける「スマホでUSEN」(月額490円のサービス)と連携し音声通話プランにデータ通信無制限を付けた「USEN MUSIC SIM」(月額2,980円)と比べてどうなのか気にかかるところです。

まだ、詳しい情報が入らないため諸手を上げて賞賛するわけにもいきませんが、mixiのように新しいサービスが出てきたとたんにユーザー数が減るということも起こるのがこの業界の常です。本来はこの4月からサービス開始できていれば学生の需要にマッチしてかなり売れたのではないかとも思えますが、まだまだ現在のLINEの知名度は高いので、できるだけ早く概要発表から販売への流れになって欲しいものです。

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