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IP-Phone SMART から遂にやってきた解除予告メール

 月額料金がかからずに050から始まる電話番号を持てるサービスIP-Phone SMARTですが、登録してしまえばずっと請求なしの番号維持ができると思っていた方も少なからずおられたと思います。ただ、この事はかなり前から指摘されていたことなのですが、サービス契約時に全員が確認した規約内に、請求なしの状態が12ヶ月連続した場合、IP-Phone SMARTの側から契約を解除できるという記載があるのです。

 今まではこの規約を厳密に適用して来なかったということなのでしょうが、番号が足りなくなったのか、LINE通話に押されるような形でこの事業を縮少するつもりなのかはわかりませんが、先ほど一通のメールが来まして、これから10日間有料通話をしないと今までの番号は没収になり契約も解除されるというものでした。個人的にはそうなっても困ることはないのですが、日頃IP電話同士で無料通話だけで使っている場合は1年ごとに数円だけでも請求を受けるだけ通話をしながら番号を維持することになり、自分で1年ごとに覚えておくか、今回のようにやってくるメールを見逃さないように気を付けるかしなければなりません。

 もっとも、私がIP-Phone SMARTを契約した頃にはLINE通話だけでなく、通常の番号で24時間無料で掛けられる通話放題のプランもありませんでした。同業他社のIP電話もMVNO業者の中には自分のサービスを利用する人に無料や割引料金で使えるIP電話サービスもあります。そうしたサービスの台頭とともに、IP-Phone SMARTも岐路に立っているというのが正直なところなのでしょう。

 この件についてちょっと気になるのが、以前このブログで紹介したパナソニックの多機能電話機VE-GDW54Dを使っている方への対応です。この機種の売りの一つに、自宅にかかってきた電話を転送し、スマートフォンで受けられるというものがあります。電話機には一つの回線しかありませんが、どうやって転送する分のもう一回線を確保するのかというと、この機種のページから飛べるIP-Phone SMARTの申込みページにアクセスし、自宅のWi-Fiにつながった電話機からIP電話で、これもIP-Phone SMART専用のアプリを入れたスマートフォンとの間に無料で転送ができるようになるのです。つまりここで使われるIP-Phone SMARTはIP電話を使った無料通話のみで外からかかってきた電話を転送する仕組みになっているわけで、この仕組みが有料通話が12ヶ月ないことで急に番号が使えなくなってしまったらそれまで便利にこのサービスを使っていた人からすろと、とてもめんどくさい電話機になってしまいかねません。IP-Phone SMARTの方で、この電話機を使っている人へは当分解除予告はしないのならいいのですが、そうでなく全てのケースに対応するということになると、IP-Phone SMARTでしか転送電話をセットできないVE-GDW54Dの利用価値は多少減ってしまう可能性もあります。個人的にはこういう事も考えて、IP電話業者を選べるようなシステムを作っておけばいいだろうと思うのですが、そうできないのが日本の大手企業が昔と比べて必ずしも強いないところではないかと思ってしまいました。

 というわけで、IP-Phone SMARTのサービスを今後も使う予定のある方は、自宅の固定回線にでも繋ぐなとして、最低限の課金を生じさせるようにしましょう。

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